江別市議会議員 岡英彦のブログ

江別市議会議員、岡英彦のブログです。
2023/5/1より4期目の任期を迎えています。
2024年(R6年)2月の常任委員会
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    R6年第一回定例会を前に、2/9と2/13に3つの常任委員会が開かれましたので、主なトピックをご紹介します。

     

    〇総務文教常任委員会
    1. 旧文化財整理室の収蔵資料の処分
    旧文化財整理室にあった資料を廃棄してしまった問題ですが、昨年11月から12月にかけて廃棄した資料460点の特定、寄贈者へのお詫び状の発送が行われました。
    1月には監査委員より、資料の適切な保存管理が不十分であった、決裁行為の文書が作成されてないなど不適切な対応があった点が指摘され、部長・次長・郷土資料館長など5名に厳重注意処分が下されています。
    今後の対応として、規程に基づく文書管理、要領に基づく資料の整理と保全、計画的な資料収集に努めるとされています。

     

    2. 大麻栄町教職員住宅の廃止
    老朽化が進んでいる大麻栄町教職員住宅(3棟計51戸)をR5年12月をもって新規入居を停止し、R10年度末に廃止する予定となりました。
    廃止後の跡地の利活用については今後検討されていくことになります。

     

    3. 北海道ボールパークへのシャトルバス運行
    R5年に実証運行されていたシャトルバスですが、71日運行、1日平均803人の利用があったことが分かりました。
    R6年も引き続き運行される予定です。

     

    4. 野幌若葉町市有地の売却
    売却に向けて調整が進められている野幌若葉町市有地ですが、隣接するJR北海道が所有する鉄道林跡地の一部をコープさっぽろが購入したころから、JR北海道、コープさっぽろ、江別市による連携協定が2月に締結されました。
    今後、売却に向けて、3月に募集要項の公表、7月に参加申込受付、8-9月に事業者の選定が行われる予定です。

     


    〇経済建設常任委員会
    1. 炭鉄港推進協議会への入会
    旧産炭地や港湾地域を中心とする地域の14市町・66団体で構成されている炭鉄港推進協議会にR5年9月に江別市も入会しました。
    江別のれんがを活用し、協議会の広域周遊事業に参画することで観光誘客につなげようとするものです。
    今後、関連資料のセラミックアートセンターでの展示などが予定されています。

     

    2. えべつみらいビルの今後の方向性
    えべつみらいビルはSPCみらいが運用する形での事業期間はR9年で終了しますが、事業終了後もビルを存続させることが望ましく、SPCみらいから市がビルの譲渡を受ける方向での検討が進められることとなりました。
    今後、収支の見込みを精査し事業手法を検討するほか、将来の負債とならない方法の検討が行われます。

     

    3. 2/6時点の除排雪状況
    累積降雪量355cm(昨年比7cm減、過去5年平均比20cm減)、積雪量88cm(昨年比1cm増、過去5年平均比4cm減)と平年並みの降雪状況となっています。
    市道の運搬排雪は、12/26から1巡目、1/18から2巡目の排雪が実施されています。
    また、除雪の一斉出動は14回(過去5年平均11回)となっています。

     


    〇生活福祉常任委員会
    1. 救急搬送
    R5年の救急搬送件数5177件となり、昨年比571件の増加となりました。
    救急搬送は、コロナ禍で増加傾向が一時止まっておりましたが、昨年から再び増加傾向となっています。

     

    2. ごみ収集手数料値上げ
    検討が進められていたごみ処理手数料が1リットル当たり現行の2円から3円とする方向が示されました。
    これに伴い、現在10枚入りとなっているごみ袋を5枚入りのセットに変更することとなります。
    R6年10月から新たなごみ袋の利用が開始されます。

     

    | 岡英彦プロフィール | 常任委員会 | 14:20 | - | -
    2023年(令和5年)11月の常任委員会
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      12月議会に向けて定例の各常任委員会が開かれましたので主なトピックをご紹介します。

       

      〇総務文教常任委員会
      1. 旧文化財整理室の収蔵資料の廃棄
      市所有の文化財を保管している大麻北町にあった文化財整理室は、土地売却のため、R4年度に旧角山小学校に移転しています。
      今回、文化財整理室の鞍型収蔵庫に保管されていた民具460点が、施設売却に伴い廃棄処分されていたことが分かりました。
      鞍型収蔵庫はH17年にアスベストが検出され立入禁止となっており、R2年にアスベスト成分分析調査を実施後に廃棄することが決定されていました。
      しかし、廃棄処分にあたって、決済行為の内部資料が残っていない、市の文化財について審議する文化財保護委員会に報告していないなどが判明しています。
      今後、廃棄した資料の確認作業を行い、寄贈者へのお詫びの文書の発送が行われます。

       

      2. 適応指導教室すぽっとケア
      これまで青年センターで実施していた不登校の児童生徒の支援のため適応指導教室が、専用会場としてR6年4月から野幌末広町の立石ビル2Fに移転することとなりました。
      月曜から金曜まで10時から15時(水曜は12時)の時間帯となり、常駐の専用指導員3名の他、専任相談員・学習サポーター・スクールソーシャルワーカーが配置されます。

       

      3. 給食費単価改定
      学校給食に関する経費のうち、食材に係る経費は家庭の負担となっておりますが、原材料費の高騰により、R6年4月より9.7%増の改定する方針であることが示されました。
      小学校で1食28円、中学校で1食34円の増加となり、学年により1食317円から385円、月額5072円から6160円の増加となります。

       

      4. 給食センター在り方検討
      現在、学校給食は元野幌のセンター調理場と工栄町の対雁調理場の2か所で調理されていますが、施設の老朽化や正規調理員数の減少などの課題があり、建て替えや運営形態の在り方について検討されることとなりました。
      学校・PTA代表者などから構成される学校給食の在り方検討委員会を設置し、R6年4月より1年かけて検討し素案を策定する予定です。

       


      〇経済建設常任委員会
      1. えべつみらいビルの事業終了後の検討
      えべつみらいビルはR9年に20年の事業用定期借地契約の期限となり、その後の事業手法の検討が進められています。
      今回、駅前開発や複合施設運営の実績を有する事業者9社へのアンケート、6社へのヒアリング調査が行われました。
      えべつみらいビル運営への民間事業者の参画については、プロパティマネジメントについて実現可能性あり、ビルマネジメントについて実現可能性が高いとされています。
      また、旧江小跡地などの江別駅前地区における公有地活用については、江別駅前の開発需要は低く、商業施設+戸建て住宅地という組み合わせであれば可能性ありとされています。

       

      2. 市営牧野売却
      S56年の水害後に、市が深川市音江町内に購入しH18年まで使用していた95ヘクタールの市営牧野は、H21年以降深川市の和牛組合に貸し出しを行っておりましたが、今後使用しないとのことで、売却処分とする方向となりました。
      12月に入札に関する告示、3月に入札予定となっています。

       


      〇生活福祉常任委員会
      1. 経営強化プラン
      R5年度で終了する経営再建計画以降の5か年の計画として策定している経営強化プランの素案が示されました。
      R5年度は当初予算では黒字予定だったものが赤字見込みとなることが示されていますが、R6年以降は5年間で内科医師が8名確保でき、収益もV字回復する計画となっています。また、R6年度以降返済予定の一般会計からの借入金は返済を猶予する予定となっています。
      経営評価委員会においても目標の実現性が低いとの指摘があり、今後の病院経営が危ぶまれる状態となっています。

       

      2. ごみ処理手数料
      現在1リットル2.0円となっている、ごみ処理手数料の見直しが進められていますが、R6年10月からの料金として、1リットルあたり3.0〜3.4円の間で検討が進められているとの報告がなされました。
      今後、R6年2月の条例改正案提出に向けて最終的な値上げ幅が決定されます。

       

      3. 放課後児童クラブ
      江別第一小学校と東野幌小学校の区域に放課後児童クラブが新設されます。定員はそれぞれ45人と40人程度です。
      どちらもNPO法人三楽が事業者として選定され、R6年4月から開設予定となっています。

       

      4. 子ども子育て支店事業計画の策定
      R7年度からR11年度を期間とする第3期の子ども子育て支店事業計画の策定作業が進められます。
      幼児期の保育の見込みを調査するための3000人のアンケート調査がR6年1月に実施されます。

       

      5. ぽこあぽこリニューアル
      子育てひろば・ぽこあぽこはオープンから10周年を迎えますが、現在リニューアル工事が行われており、12/12に時間短縮でプレオープン、12/16にリニューアルオープンします。

       


      〇予算決算常任委員会
      1. 使用料・手数料見直し
      H23に策定した見直し方針に基づき、使用料・手数料は4年ごとに見直しが行われています。
      今回、公民館の使用料やごみ処理手数料など、使用料34施設中18施設、手数料102項目中4項目について値上げとなる方針が示されました。

      | 岡英彦プロフィール | 常任委員会 | 15:43 | - | -
      2023年(R5年)9月の常任委員会
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        第3回定例会(9月議会)中に、陳情審査などのための、常任委員会が開かれましたので主なトピックをご紹介します。

         

        〇生活福祉常任委員会
        1. 高齢者の交通費助成を求める陳情
        すべての高齢者が住みやすい街にするために、何らかの高齢者への交通費助成制度を求める陳情で、昨年提出された請願と全く同じ
        内容のものです。
        陳情者から、バスの便数が少ない、地域公共交通計画へのパブリックコメントも出したが、周辺自治体でも実施しており、何かしらの助成を実現してほしいなどの意見陳述がなされました。
        また、周辺自治体での、運転免許自主返納者への助成や、敬老パスの事業についての資料が示されました。
        今後の公共交通計画や総合計画にて検討していくべきなどの理由により趣旨採択となりました。

         

        〇総務文教常任委員会
        1. 野幌若葉町市有地の活用に向けたサウンディング型市場調査
        野幌若葉町市有地の売却に向けたサウンディング型市場調査が、R4年12月からR5年8月まで実施されました。
        8グループからの応募があり、対象地の活用方法として、戸建住宅、低層集合住宅、小売店舗などの複合利用などのアイデアが出されています。
        また、JR北海道の所有している野幌松並町の鉄道林跡地の一部と鉄道高架下(白樺通-9丁目間)については、商業系の土地利用が行われる予定となっていることが分かりました。

         

        〇経済建設常任委員会

        1. 上江別東町の市有地売却

        南大通大橋のたもとの上江別東町にある2万3000平方メートルの市有地を売却する方針であることが示されました。

        12月に一般競争入札を行い、年度内に売却する予定となっています。

        この土地は、元々、H18年に債務超過状態にあった旧上江別南土地整理組合への支援のため、市が4億2782万円で買い取ったものです。その後、H21年に市営住宅あけぼの団地の移転建て替え予定とされ、南大通大橋工事中は工事ヤードや残土置き場として使用されていました。

        R2年にあけぼの団地は現団地内で建て替えを進める計画となり、現時点で、今後の利用計画がないことから売却処分とすることとなりました。

         

        2. 新栄団地F棟の工事契約金額の変更

        現在建設中の新栄団地F棟について、工事請負契約で定められた単品スライド条項(特別な要因により工事材料価格に変動が生じ、請負価格が不適当となったとき、変更を請求できる)により、請負金額が変更されることとなりました。

        鋼材類の価格があがったため、単品スライド条項が適用され、10億1310万円だった契約金額が10億1768万円と、458万円の増加となります。

         

        | 岡英彦プロフィール | 常任委員会 | 11:56 | - | -
        2023年(R5年)8月の常任委員会
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          第3回定例会(9月議会)に向けて定例となっております各常任委員会が開かれましたので主なトピックをご紹介します。

           

          〇総務文教常任委員会
          1. 部活動の在り方検討委員会
          部活動の地域移行に関して国からガイドラインが示されたことに伴い、市として検討委員会を設置することとなりました。
          学識・学校関係・団体関係・保護者の9名からなる検討委員会がR7年3月まで設置されます。
          今後、部活動顧問・団体・保護者など45名程度から広く意見を求めるワークショップの開催、児童生徒及び保護者9600名へのアンケートなどが実施され、R6年3月に中間報告が公表される予定です。

           

          〇経済建設常任委員会
          1. 水道料金請求を2か月に1回に変更
          現在、水道料金の請求は、2か月に1回検針し、毎月請求を行うこととなっておりますが、見込みでの請求により還付が発生するなど煩雑な手続きとなっているため、R7年度より標準的な2か月検針2か月請求に変更する方針が示されました。
          請求を2か月に1回に変更することにより、運営費用において毎年3000万円の削減効果が見込めるとのことです。
          道内10万人以上の市においては、江別市以外すべて2か月に1回の請求となっています。

           

          2. 道道札幌北広島環状線の整備
          札幌から江別を通り北広島を結ぶ道道札幌北広島環状線の未着手区間である札幌市東区から工栄町までの区間が整備されることとなりました。
          あいの里方面から豊平川に橋を架け、角山に繋がり、国道275号から工栄町の5丁目通りまでの7.2kmの区間になります。
          国道275号より南側の南工区(工栄町)についてはR16年度、北側の北工区(角山から札幌まで)についてはR18年度の完成を目指すとされています。

           

          〇生活福祉常任委員会
          1. 市立病院医師の飲酒運転による逮捕
          市立病院の眼科医師が7/28に飲酒運転で逮捕されました。
          病院から自宅への帰宅時に停車していた車に衝突し、基準値の5倍のアルコールが検知されたため酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。
          職員の処分については今後、発表されます。


          2. ごみ袋料金の見直し
          四年に一度の使用料・手数料の見直しに合わせて、ごみ袋料金の見直しが今年度内に検討されることとなりました。
          ごみ処理施設の運営委託料金が増額されていること、ごみ収集費用も賃金上昇により増加すること、ごみ処理施設の改修と新たな最終処分場の建設に約60億円かかるなど、今後のごみ処理の原価が増加するためです。
          現在、原価の1/3の負担で2円/リットルとなっているごみ袋料金を、今後のごみ処理費用で計算しなおすと3.3〜3.5円/リットルになると試算されています。
           

          3. ごみ収集の見直し
          R6年度10月から、不燃ごみの収集を月2回から月1回とし資源物・危険ごみと同じ曜日とし、ペットボトルの専用の収集日を月1回設ける方向で検討が進められています。
          また、紙おむつの収集についても、対象者に指定ごみ袋を配布する方法から、無料での収集に変更することが検討されています。

           

          | 岡英彦プロフィール | 常任委員会 | 15:02 | - | -
          2023年(令和5年)7月の常任委員会
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            毎年7月に実施されている小中学校や農作物育成状況などの調査のための各委員会が開かれましたので主なトピックをご紹介します。

             

            〇総務文教常任委員会
            1. 全国高校総体
            全国高校総体(インターハイ)が36年ぶりに北海道で開催されますが、江別市内においては、野幌総合運動公園でホッケーと水泳(競泳)が実施されることとなっています。

             

            2. 市役所建て替え基本計画
            R5年3月に取りまとめられている「本庁舎建設基本構想」に続いて、R6年6月までの予定で「本庁舎建設基本構想」がまとめられます。
            基本構想では、新庁舎に導入する機能、適正規模、建物配置と敷地のゾーニング、概算事業費と事業手法、事業スケジュールなどが検討される予定です。
            内部会議として庁内検討委員会が7回、外部委員会として学識経験者4名、関係団体推薦者9名、公募市民2名から成る本庁舎建設基本計画検討委員会が6回開催される予定となっています。

             

            3. 第7次総合計画
            R5年7月に行政改革審議会から答申が提出され、素案が取りまとめられました。
            今後、8月中にパブリックコメント、また、8/5に市民説明会が行われます。

             


            〇経済建設常任委員会
            1. RTNパークへの企業立地
            納豆製造により障がい者の雇用・訓練事業を行っている北海道はまなす食品株式会社が、北広島市から江別市のRTNパークに移転することとなり、7/18に本社工場が竣工しました。
            現在の授業員数は66名です。

             

             

            〇生活福祉常任委員会
            1. 電力ガス食料品等価格高騰重点支援給付金の支給
            住民税非課税世帯(2万世帯)と住民税均等割のみ課税世帯(3千世帯)に3万円を給付する事業です。
            昨年度の同様の給付金の対象世帯へはプッシュ方式で8/3に振り込まれます。
            新たに申請が必要な世帯には、7月下旬に確認書が送付され、8月中旬以降に給付されます。
             

            | 岡英彦プロフィール | 常任委員会 | 11:15 | - | -
            2023年(R5年)5月の常任委員会
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              第2回定例会(6月議会)に向けて定例となっております各常任委員会が開かれましたので主なトピックをご紹介します。
              〇総務文教常任委員会
              1. DX(デジタルトランスフォーメーション)推進計画の策定
              R2年12月に国において自治体DX計画が策定されたことを受けて、市としてデジタル活用のための推進計画が新たに策定されることとなり素案が示されました。
              5月下旬から実施されるパブリックコメントの終了後、外部委員会である未来型政策検討委員会と庁内の未来型政策庁内検討会議において7月末を目途に成案が取りまとめられる予定です。

               

              2. 第7次総合計画の策定
              来年度を開始年度とする第7次総合計画は、7月に行政審議会から最終の答申が出され、8月に市民説明会、9月以降に議会での審査が行われる予定となっています。

               

              3. 歓迎塔の撤去
              昭和60年に設置された文京台の国道12号線沿いにある景観施設である歓迎塔が、土地所有者からの申し出による撤去されることとなりました。8月末頃に撤去工事が行われる予定です。
              尚、市内には、れんがのバス待合所など13の景観施設が設置されています。

               

              4. 統一地方選挙投票率
              統一地方選挙の江別市分の投票率が報告されました。
              知事選52.89%(前回60.38%)、道議選52.35%(前回59.88%)、市長選・市議選50.49%(前回52.15%)、知事選における10代の投票率34.20%(前回41.64%)となっています。
              また、市長選における期日前投票者数は13644人(前回11749人)、投票率13.66%(前回11.76%)となっています。


              〇経済建設常任委員会
              1. 置き雪訴訟
              置き雪が原因で公道の通行の権利の侵害や精神的苦痛を受けたとして、市に対する損害賠償訴訟が起こされいたものです。
              R4年9月に札幌地裁で市勝訴の判決が出され、控訴されていましたが、R5年4月に札幌高裁にて市勝訴の判決が出され、その後判決が確定しています。
              判決理由は、住民から道路への通行の権利を侵害しないように、道路管理者として具体的な措置を取ることが可能かつ合理的に期待されるにも関わらず、漫然とそのような措置を取らなかった場合に国会賠償法上違法となるが、今回のケースは、置き雪の程度、他の場所より大量に置き雪を残したという事情は認められないことから違法があるとは評価できないとされています。


              〇生活福祉常任委員会
              1. 地球温暖化対策実行計画の策定
              地球温暖化推進法において市町村計画として策定に努めるとされており、R6年度から新たな計画期間が始める環境管理計画と一体化して策定されます。

               

              2. 自殺対策計画
              H31年度からR5年度までの第1次計画に続く第2次計画として、R6年度から5年間の計画が策定されます。

               

              | 岡英彦プロフィール | 常任委員会 | 12:26 | - | -
              2023年(R5年)2月の常任委員会
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                R5年第一回定例会を前に、2/10と2/13に3つの常任委員会が開かれましたので、主なトピックをご紹介します。


                〇総務文教常任委員会
                1. 総合計画の策定
                R6年度からスタートする第7次総合計画の策定作業が進められており、行政審議会において未来構想・未来戦略の議論が行われています。
                今後、改選後の新市長との調整を5・6月に集中して行い、6月から7月に行政審議会からの答申が提出される予定です。

                 

                2. 北海道ボールパークへのシャトルバス運行
                3月にオープンする北海道ボールパークと野幌駅北口間のシャトルバスが、エルム観光バスによって実証実験として運行されます。
                試合のある平日は野幌駅・ボールパークそれぞれから7本ずつ、土日祝日は野幌駅7本、ボールパーク8本が予定されています。

                 

                3. はやぶさ運動公園広場売却
                大麻北町にあるはやぶさ運動公園広場の売却先が、拓豊開発など3者で構成されるグループに決定しました。
                63区画の宅地に、子育て施設用スペース、公園用スペースの利用とし、全宅地に融雪槽と排雪スペースを設ける提案がなされました。
                議会の議決を経て、20969平方メートルが2億5千万円で売却される予定です。


                〇経済建設常任委員会
                1. RTNパークの企業立地
                JA道央が、RTNパークの約53000平方メートルの土地を取得し、野菜出荷施設・馬鈴薯貯蔵施設・農機具整備施設・農機具保管庫などを建設することとなりました。
                土地の大部分は、RTNパークの既存企業立地部分と野幌総合運動公園に挟まれていた民有地である農地部分となります。

                 

                2. テレワーク施設・サテライトオフィス設置
                市の補助金を利用し、元町アンビシャスプラザ2階に元町開発公社によるテレワーク施設、、野幌末広町にセレンディピティによるテレワーク施設、イオンタウン江別2階に日本社会保険労務士法人によるサテライトオフィスが設置されることとなりました。

                 

                3. 2/7時点の除排雪状況
                累積降雪量362cm(昨年比147cm減、過去5年平均比24cm減)、積雪量87cm(昨年比77cm減、過去5年平均比2cm減)と記録的な大雪だった昨シーズンに比較すると、平年並みの降雪状況となっています。
                今シーズンは昨年の大雪を踏まえた対応として早期に市道の運搬排雪を実施しており、12/23から1巡目、1/6から2巡目、1/28から3巡目の排雪が実施されています。
                また、除雪の一斉出動は11回となっています。


                〇生活福祉常任委員会
                1. 救急搬送
                R4年の救急搬送件数4606件のうち、救急搬送困難事案は517件あり、R3年より1.8倍の増加となりました。新型コロナの感染拡大が大きな原因です。
                救急搬送困難事案とは、医療機関へ4回以上照会を行い、現場での滞在時間が30分以上となったものとされています。

                 

                2. 市立病院と札幌医大との共同研究
                消化器内科に出張医を派遣頂いている札幌医科大学の消化器内科学講座と市立病院と共同で、ICTを用いた遠隔内視鏡治療・低侵襲内視鏡治療を含めた先進的消化器疾患治療法の推進開発などを目的に消化器先端内視鏡学の特別講座が設置されることとなりました。
                期間はR5年度より3年間、江別市に加え当別町・南幌町・新篠津村を含めた協議会を設置し研究が行われる予定です。

                 

                3. パートナーシップ宣誓制度の自治体間連携
                LGBTなど性的少数者の当事者を含む2人がパートナーであることを宣誓し、市が証明書を発行するパートナーシップ宣誓制度を、江別市ではR4年3月より開始しています。
                R4年12月に札幌市と、R5年2月に北見市、岩見沢市、苫小牧市との間で、転出時に引き続き制度の利用を可能とする連携協定が締結されて、今後も随時連携を図っていくこととされています。

                 

                | 岡英彦プロフィール | 常任委員会 | 17:20 | - | -
                2022年(令和4年)12月の常任委員会
                0

                  12月に開かれた第四回定例会において各常任委員会が開かれましたので主なトピックをご紹介します。

                   

                  〇生活福祉常任委員会
                  1. 市立病院経営強化プランの策定
                  現在の経営再建計画がR5年度までとなっていること、また、国のガイドラインにより今年度又は来年度での、公立病院の経営強化プラン策定が求められていることにより、来年度にR6年度からR10年度までの5年間の経営計画を策定するものです。
                  市民アンケートやパブリックコメントの実施が予定されており、市民説明会なども検討されるとのことです。

                   

                  2. 医育大学との共同研究
                  市立病院における医育大学との共同研究について協議が進められてきましたが、来年度から産業創出講座が設置される予定となりました。
                  北海道大学病院呼吸器内科、北海道大学遺伝子病制御研究所、北海道大学大学院情報科学研究科、電制コムテック株式会社、江別市立病院が協力し、次世代医療デバイスを用いた呼吸・循環先制医療の創発を目指すものとされています。
                  期間はR5年度からR9年度までの5年間で総額1億2500万円が予定されています。

                   

                  3. 札幌圏消防指令システム更新に関する工事
                  R7年度から札幌市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩北部地区消防事務組合の札幌圏6消防本部において消防指令システムが共同運用されることになっています。
                  各消防本部で関連経費を負担することとなっており、江別市分は、消防指令システム費用として3.4億円、消防救急デジタル無線システム費用として2.6億円が計上されています。

                   


                  〇総務文教常任委員会
                  1. 旧町村農場保存活用整備方針
                  いずみにある旧町村農場について今後の改修方針を検討する市民ワークショップなどが開かれ、整備方針が策定されました。
                  イベントスペース、イートインスペース、子供用スペースなどが改修イメージとして記載されており、来年度以降に改修工事が行われる予定です。

                   


                  〇予算決算常任委員会
                  1. 選挙運動の公費負担額の引き上げ
                  選挙運動の公費負担額が規定されている公職選挙法施行令が改正になったことから、それに伴い市議会議員選挙と市長選挙の公費負担額が引きあがられました。
                  選挙用自動車の借り上げ限度額 1日1万5800円から1日1万6100円に引き上げ
                  選挙用自動車の燃料費の限度額 1日7560円から1日7700円に引き上げ
                  選挙運動用ビラ作成費の限度額 1枚7.51円から1枚7.73円に引き上げ
                  選挙運動用ポスターの基準単価 印刷費1枚525.6円から541.31円に引き上げ、企画費31万500円から31万6250円に引上げ
                   

                  | 岡英彦プロフィール | 常任委員会 | 11:22 | - | -
                  2022年(令和4年)11月の常任委員会
                  0

                    12月議会に向けて定例の各常任委員会が開かれましたので主なトピックをご紹介します。

                     

                    〇総務文教常任委員会
                    1. 本庁舎建設基本構想案に係るパブリックコメント
                    市役所建て替えの基本構想の素案がまとまり、12月にパブリックコメントが実施されます。
                    また、市内3か所で市民説明会が実施されます。
                    庁舎面積2万平方メートル、建設場所は現市役所横の旧江別高校跡地、事業手法は行政が行う従来型とPFI方式の併記となっています。
                    工事費は平米単価が70万円と物価高騰の影響を受け昨年の試算57万円よりも値上がりしており、約140億円と試算されています。

                     

                    2. 建設工事に係る競争入札参加資格格付基準の見直し
                    建設工事の入札基準について、格付区分とランク対応工事金額の見直しと、格付に使用する総合評価値の主観的要素を地域活動を積極的に行う市内事業者をより高く評価するように見直しが行われ、R5年度から適用されます。


                    〇経済建設常任委員会
                    1. 大雪を踏まえた今後の対応方針
                    R3年度の大雪に関する検証結果報告書案が示され、今後の対応についてもまとめられています。
                    通行の確保を優先する路線の設定、大型ロータリ・除雪グレーダ・除雪ドーザ各1台と小型ショベル3台の除排雪作業者の増強、雪堆積場のエリア拡張、プッシュ型による情報発信の強化、通学路の朝方除雪の対応などが示されています。


                    〇生活福祉常任委員会
                    1. 市立病院職員及び入院患者の新型コロナウイルス感染症の感染
                    11/11から看護職員4名、入院患者5名のコロナ陽性が判明し、当面の間、当該病棟の新規入院患者の受け入れを休止しています。
                    感染の範囲が病棟内に限られれていることから、その他の診療体制に変更はありません。


                    〇予算決算常任委員会
                    1. 市立病院への一般会計繰出基準の見直し
                    9月に実施された減資にあわせ、収支構造の明確化を行うため、建設改良に対する繰出金を出資金(資本的収入)から負担金・補助金(収益的収入)に見直すこととなりました。
                    一般会計繰出金のうち約3億円が減価償却費に充当され、損益計算書に反映されることとなります。

                     

                    | 岡英彦プロフィール | 常任委員会 | 14:50 | - | -
                    2022年(令和4年)10月の常任委員会
                    0

                      9/30に経済建設常任委員会、10/17に総務文教常任委員会が開催されました。

                       

                      〇経済建設常任委員会
                      1. 置き雪に関する損賠賠償請求訴訟
                      市の除雪による置き雪が原因で、公道の通行、敷地から行動への通行、ごみステーションを利用する権利が侵害され、置き雪の処理という労働を事実上強制されたこと等による精神的苦痛による損害30万円、有料業者に処理を依頼した分の財産的損害として2万円の損害買収請求を市に求める裁判です。
                      R3年12/21に訴状が受理され、R4年9月22日に原告の請求を棄却する札幌地裁の判決が出されました。
                      判決理由では、除雪作業には公共性、公益性が認められ、技術的、時間的、経済的に実施できる作業に一定の限界が存在し、今般の置き雪の程度等に照らせば、置き雪を処理せず残したことが、原告の受忍限度を超えているとまでは認められないとされています。

                       

                      2. R3年度の大雪を踏まえた今後対応方針(中間報告)

                      R3年度の大雪を受けて、市役所内にて雪対策庁内会議が4月以降3回開かれました。

                      今後の対応方針について、庁内情報共有・市民周知の強化(排雪実施路線の公表など)と除排雪体制の強化(通行を確保する路線の明確化、小型ショベルの導入、通学路の確保と休校判断の検討など)について中間報告がまとめられています

                       


                      〇総務文教常任委員会
                      1. 旧江別小学校跡地の活用
                      R1年に、日本赤十字より看護大学の札幌圏における新キャンパス設置のための提案を受け、旧江別小学校跡地を有力候補地として情報交換などを実施してきましたが、R4年9月にコロナの影響により日本赤十字として新キャンパス設置を断念するとの説明がなされました。
                      旧江別小学校跡地の活用については、今後も期間を定めず民間事業者からの提案を受けるサウンディング型市場調査を継続していくこととなっています。

                       

                      2. 野幌若葉町市有地の活用
                      若葉通(旧鉄東線)に面する2.8haの市有地について、10/20よりサウンディング型市場調査を行い、土地利用に関するアイデアを受け付けることとなりました。
                      野幌松並町の旧鉄道林跡地が今後、宅地造成される予定であることにあわせて、野幌若葉町市有地の活用を行うものです。
                      住宅地としての利用のみではなく、民設民営による"地域のまちづくり施設"に関するアイデア提案を求めるものになります。
                      調査の結果を踏まえ、R5年度に具体的な土地利用のための公募型プロポーザルが実施される予定となっています。

                       

                      | 岡英彦プロフィール | 常任委員会 | 11:00 | - | -

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