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災害ボランティア

 実質活動したのは3日と短い期間でしたが、7月の初めに岩手県と福島県に災害ボランティアに行ってきました。
 1個人としての参加でしたが、私の行ったボランティアセンターは十分に受け入れ態勢が整っており、どのような方でもボランティア活動に参加しやすくなっていました。

遠野市まごころネット
 岩手県の三陸沿岸から少し内陸に入った遠野市にあるボランティアの一大拠点です。遠野市民を中心に結成された団体で、全国から様々な団体が運営の支援に入っています。
 ここを拠点に釜石市、大船渡市、陸前高田市などの沿岸部にボランティアが派遣されています。
 全国の様々な団体がここを通してボランティアを派遣しているケースも多く、全国各地からたくさんのボランティアが集まっており、平日でも一日150人以上の方が参加されていました。また、施設内にある体育館で宿泊することができ、ボランティアが活動しやすいように、シャワーや洗濯機といったものも用意されています。
 私もこちらに2日間お世話になり、陸前高田市と大槌町でボランティアに参加しました。


遠野市まごころネットは遠野市の社会福祉協議会の建物に入っています。


その日の作業が張り出されており、希望を取ります。


出発前の光景。たくさんのボランティアが参加しています。

・陸前高田市
陸前高田では林の中にまで流れ着いたガレキの処理を行いました。
海岸から2−3km離れた場所でしたが、川に沿って津波が上がってきたとのことです。
水産加工工場から流れた出た秋刀魚が異臭を放ち、ガレキはいたるところに釘が出ており、なかなか厳しい環境での作業となりました。
70人くらいで作業をしましたが、周りを見渡すと手作業により撤去できたガレキはごく一部でした。

・大槌町
大槌町では市街地でヘドロの撤去を行ってきました。
既に震災から三ヶ月が経過し、表面はヘドロだかなんだか分からない様子でしたが、スコップで少し掘るとヘドロの異臭がたちこめてきました。
50人ほどでの作業でしたが、一連の作業の最終日ということもあり、最後に石灰を撒いてヘドロ撤去の作業を終えることができました。

 いずれのまちも津波の被害が非常に大きかったまちです。まちの中心部はほとんど津波で流されている状況でした。それでも日一日と復旧に向けた取り組みが進められている様子が見て取れました。

 ボランティアの拠点となっている遠野市は既に震災による影響は感じられない様子になっており、量販店などのお店も普通にやっています。
 北海道からは飛行機、電車、カーフェリーにせよ丸一日移動に掛かりますが、大掛かりな準備をしていかなくても現地で全て揃えることができます。個人参加の方でも非常にスムーズに受け入れをして頂けます。


南相馬市災害ボランティアセンター
 福島第一原発から20−30km圏内にある南相馬市原町地区のボランティアセンターです。社会福祉協議会が運営を行っています。
 原発から20kmの立ち入り禁止区域が目と鼻の先にも関わらず、こちらも多くのボランティアが参加されていました。私の参加した日は100人近くのボランティアがいましたが、主に首都圏からの参加者が多かったです。また、避難所にもなっている中学校の体育館が宿泊場所として提供されています。


こちらも社会福祉協議会の建物にあります。朝9時までに並べば参加できます。


初回ボランティアは事前に簡単な説明を受けます。熱中症が危ない季節です。


国道6号線。右奥に20匏の規制が張られていますが、左の食堂は普通に営業しておりお客さんもたくさん入っています。

・南相馬市
南相馬市では避難所の運営のお手伝いを行ってきました。
空気清浄機のフィルター掃除や、駐車場になっている校庭のグラウンド整備の作業でした。
非難されている方は随分と少なくなってきているようですが、中学校の1教室に数家族ずつ避難されていました。
わずか数時間の極々微力なお手伝いにも関わらず、避難所やボランティアセンターの皆様から感謝の言葉を頂き有難かったです。

 南相馬市は沿岸部の集落は津波の被害を受けていますが、中心部は海岸から離れているため影響を受けておりません。営業時間は短くなっているもののお店も普通にやっています。また、復旧作業関連の工事関係者も多く入っており、現地でものを揃えてボランティアに参加することも可能です。
 ボランティアは個人参加でも問題なく受け入れを行っていただけます。北海道から参加するのは若干距離がありますが、仙台空港からは車で1時間半程度の距離です。首都圏からは福島駅からバスが出ていますし、原発を迂回する形で福島経由で車で入ることも可能です。


 社会人だと時間、学生だとお金の問題がありますが、震災から時間が経過したこともあり、現地での活動は思っていた以上に気軽に参加できますので、夏休みに時間の取れる方は是非、自分の目で現地を見てこられることをお勧めしたいです。特に、遠野市と南相馬市は個人参加しやすいボランティアセンターだと思います。

 また、東北全体が震災の影響を受けているようなイメージを持っているところもありましたが、津波の被害のあったところ以外は問題なくまちが機能しています。
 ボランティア参加ではなく、東北に旅行をするだけでも、復興の一助になると思われますので、是非、今後の旅行先に東北をお考えいただきたいと思います。


※ カーフェリーで行きましたので、ボランティアセンターに入る前後の移動日は可能な限り沿岸部の様子を見て回りました。同じ津波でも三陸沿岸と仙台以南の平野部の被害の状況は異なりますし、まちによって被害の度合いも様々であり、一口に被災地という言葉で括れないものだと感じました。
 また、道が通れるということはガレキが撤去されているということですから、復旧は日々進んでおり、現地に入った時期によっても受け止め方は様々なものがあると思います。
 どのような形の復興を行うにせよ、そのまちそのまちで状況は異なりますし、現地のニーズは現地がもっとも良く分かっていると思いますので、現地の動きやすいようにバックアップするという事がやはり重要だと改めて認識しました。

※ ボランティア活動中の写真撮影は原則禁止されてますので、残念ながら活動中の写真はありません。また、津波の被害をうけたまちの様子は写真を撮る気持ちにはなれませんでした。


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