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H26年12月議会(第四回定例会)の一般質問

12/5の一般質問です。
今回の質問は岡の市政全般に対する考え述べたものです。
1点目の質問は基本的な理念について、2点目、3点目、4点目は江別の抱える3つの政策課題について、5点目は我々の考えなければいけない価値観についてという形になっています。

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1 行政への信頼について
(1)市民から信頼される行政とはどのようなことと考えているのか
岡は政治に関わる中での基本的な理念として、私たちが自分たち自身でつくりあげていると実感できる社会を実現していこうということをあげています。
これは、私たちを取り巻く社会の仕組みや制度というのものは、TVの中の政治家や、国の官僚や市の役人が決めているのではなく、私たち自身がつくっているのだということを感じられる社会ということです。
そのためには、政治家が本当の意味で私たちの代表であるということを実感できることが大事ですし、行政が私たちの選んだ方針に基づいて行われていると実感できることも大事です。
また、政府や行政の行うことは私たちの選択の結果であり、その結果に対して私たちにも責任が伴うと考えられるようになることも大事だと思います。
そして、このような社会をつくりあげていくには、政治と行政への信頼というものが不可欠ではないでしょうか。
残念ながら我が国においては、政治と行政への信頼は非常に低いのが現状であり、私たち自身でつくりあげている実感できる社会をつくりあげていくことはまだまだ道半ばだと考えています。
一番身近である自治体の行政についても、決して市民からの信頼が高いとは言えない状況であると考えています。
市政においても、私たちの声が反映されているという実感を持てるようになることが大事ではないでしょうか。
行政への信頼を得るには、徹底した情報公開による透明性の確保、一方通行ではなく双方向のコミュニケーション、行政への市民参加などを幅広く進めるということが必要とされています。

そして、現場で様々な取り組みを進めることはもちろんなのですが、市長にもしっかりと行政への信頼ということは何なのかということを考えて頂きたいと思います。
先日の断水災害の際、9月11日の夜は様々な情報が飛び交い、正確な情報が入らず非常に混乱しておりました。あの時点で取りえる限りの可能な手段を使って、何か一つでも市長名で正式な形でメッセージを発して頂ければ、随分と混乱も少なくなったのではないかという思いを持っております。2日目の朝に誰も見ることのできない記者会見でお話しされるということでは、本当に市民の方を向いているのか疑問に感じざるを得ません。
このようなことで本当に信頼される行政と言えるのでしょうか。
市民から信頼される行政とはどういうことと考えているのでしょうか。

2 次代を担う世代を呼び込むことについて
岡が重要と考える江別が抱える3つの政策課題についてお話し致します。
その中でも、現在の江別が直面している最優先で考えなければいけない政策課題は次の世代に江別が選ばれるまちになれるのかどうかということだと思います。
6月の一般質問でもデータを示しましたが、今の江別に最も求められているのは、如何に若い世代、とくに30代といった世代を江別に呼び込むかを考えることではないでしょうか。

(1)市は若い世代の声を聞いていると言えるのか
4年前の質問でも市長に市民の切実な声をきちんと聞いていらっしゃるのかという質問をさせて頂きましたが、市が実施している子育て世帯のアンケートの声などを市長はちゃんとご覧になられているのでしょうか。自由記述欄には大変切実な声や厳しい声が届けられています。
子育て世代向けのアンケートなど過去に何度か実施しているが、アンケートを取っても実現するよう動かなければ意味がないと言われている。
面接に行ったら子どもをどこに預けるかと聞かれ、市の窓口に行ったら仕事が決まらないと子どもは預けられないと言われる状況が何年たっても変わっていない。
市の窓口に行ったら保育園が一杯と言われ何のアドバイスも受けられないという声もある。
このような状況で本当に若い世代の声を聞いていると言えるのでしょうか。
こういう声があがってきているということに真剣に向き合わなければいけないと考えていますが如何でしょうか。

(2)子育て関連の費用負担を札幌市と同水準にする考え方について
最近では、どこのまちも子育てのまちをPRするようになってきています。
江別は江別の良さでPRすることが重要なことはもちろんですが、基本的な部分で周辺自治体と差があるのが実態です。
特に、江別は札幌との比較においてそもそも勝負になっていない部分が多いのではないでしょうか。
子ども医療費の助成の近隣市との差は多くの議員が長年にわたり指摘しているが、解消の目途はたっていません。
子育て世帯からは保育料や水道料金の差も大きいと常に指摘されています。
子育てに関する費用負担全般を洗い出し、札幌とどれだけ違うかを認識し、可能なものから水準を合わせていくという考え方が必要ではないでしょうか。
子育て支援を頑張っていますと言っても、ここの部分が整わないと、結局は口で言っているだけではないかと捉えられてしまうのではないでしょうか。

(3)若い世代の人口の目標を設定し市の最優先の課題として予算づけを行う考え方について
これまでも指摘していることですが、江別であれば重点的に若い世代向けの政策をとれば、札幌圏の中で若い差代に選ばれるまちになることができると考えています。
残念ながら現状は、30代人口、年少人口ともに急激に減ってきています。
財政規模の問題も大きいことは分かりますが、本質的には優先順位が高くなかったということに尽きるかと思います。
先ほど述べたような政策を行えるように優先づけを行うべきではないでしょうか。
6月の質問では人口目標は設定しないということだが、若い世代の急激な減少に対して誰もなんのコミットも持たず責任を負わないというのはおかしいのではないでしょうか。

3 食と農による地域経済の発展について
次の課題は食と農で地域経済を盛り上げようというものです。
これも毎回のように質問させて頂いておりますが、食と農のまちづくりが江別の方向性だと考えています。
食と農は現在、江別の産業の中心となっており、食と農が江別の移出産業であり、交流人口を増やす仕掛けであり、外部からお金が流入し経済を発展させる力となっています。
また、江別ならではの豊かな暮らしを実現するものという意味からも大変重要な観点だと考えています。
これまで以上に、より力強く政策を進めていく必要があり、特に、今できていないこととしては次の2点と考えています。

(1)江別の食と農を知る機会の拡大について
より多くの人に江別の食と農のファンになってもらい、ひとりひとりが江別の食と農の宣伝部長になってもらえるような取り組みが大事ではないでしょうか。
このような形で地域に支えられる産業は、地域に存在を続ける理由のある産業になり、地域の経済にとっても大変重要です。
ですが、意外と知られていないものもある。ハルユタカの名前はかなり浸透していますが、ブロッコリーやレタスの道内一位となっていることや、ラーメンは多くの人が食べたことがあるかと思いますが、お豆腐や納豆もあります。市内に20社を超える企業が様々な食品をつくっています。
これまでも様々な取り組みが行われているが、より多くの市民に江別の食と農を実際に食べてもらう取り組みが必要と考えています。

(2)道の駅的機能を持つ江別の食と農の発信拠点の整備について
5年前にも道の駅の質問をしましたが、やはり道の駅的機能を持つ、江別の食と農の拠点と言ったらココと誰もが分かるような発信拠点が必要ではないでしょうか。
市内の人であれば一度はいったことがある、市外の人であれば先ずはそこに行けば江別の食と農を食べたり買ったりできるランドマークになる場所、我々が食と農というものを更に進めていこうというときにどうしても必要と考えます。


4 職員意識と役所文化の改革について
3つの目の課題が職員意識と役所文化の改革です。どんな政策を行うとしてもこの部分を改善しないと結局上手くいかないし、江別市が変わったということにはならないと考えています。
地方において役所の職員というのは、単に定例的な業務をやっていれば良いというものではなく、地域を盛り上げていく重要な役回りを期待されており、地域の中で能力を最大限発揮できるような環境をつくっていく必要があると考えます。また、そのような役所の文化というものをつくっていく必要があると考えています。

(1)江別の職員意識と役所文化の特徴をどのように考えているか
「入社時は希望を持ち、将来を期待して入ってくるが、数年経つ間に上からたたかれ叩かれ面白くない人材になってしまっている。」「優秀であるが、サラリーマン的な職員になってしまっており、役所がただの勤め先になってしまっている。江別のために働く職員でないと困る。」という話を伺うことがあります。
地方において公務員とはその地域で積極的に活躍するような役割を担ってもらわなくてはいけません。
ただ残念ながら、役所の中では各職員が様々なアイデアを出して積極的に新しいことに取り組んでいくと言う文化にはなっていないように見受けられます。
自分の担当以外のことでも外部の様々な人と交流して地域をつくりあげていくという文化にはなっていないのではないでしょうか。
これは個々の職員というよりも長年にわたって江別市役所という組織がそのような文化を持っているということかと思います。
この点について非常に大きな問題意識を持っておりますが、江別の職員意識と役所文化の特徴をどのように考えられているでしょうか。

(2)職員意識と役所文化の徹底的な改革が必要であるという認識について
また、このような組織文化を徹底的に改革する必要があると私は考えています。役所文化に限った話ではありませんが、人口減少社会になって、これまで当然と思われてきたことが時代の変化によって激変しているパラダイムシフトが起こっていると考えています。
新しいことに挑戦しないような今までの役所文化のままでは、我々は立ち行かなくなると考えています。
極端に言いますと職員の2割くらいに外部の風を入れるような徹底的な改革が必要であるという認識を私は持っていますが、どのようにお考えでしょうか。


5 挑戦する人材を受け入れる地域社会について
最後に、地域の中で、我々がどのような価値観を持っていなければいけないかというお話をしたいと思います。これは、行政の話ではなく、地域社会がどうあるべきかという話です。

(1)人口減少社会において活力ある地域とそうではない地域の違いをどのように考えているか
人口減少社会においては、眠っている地域とそうではない地域の差はどんどん開いてくる時代になったと考えています。新しいことをやろうという人材が次々と出てきたり、外から入ってくるような地域とそうではない地域では、決定的な差が出てくる時代です。
その地域社会において、若い世代、新しいことをやる人を受け入れる環境があるか否かが決定的に重要ではないでしょうか。

(2)挑戦する人材を受け入れる地域社会の重要性について
人口減少社会においても、地方に目を向けている若者、地域の中でチャレンジしたい若者、というのは確実に増えてきていると感じています。
問題は人が減ることではなくて、我々が新しい人材を受け入れることができるか否かということではないかと考えます。
地域を元気にするには、「よそ者」「若者」「ばか者」という言葉が良く使われますが、若者に期待すると口でいうだけではダメでそういう人材が挑戦できる環境を用意できるか否かが重要ではないでしょうか。
単に彼らの意見を聞くということではなく、次の世代に権限なども含めて任せることができるのか、若者が失敗することも許容できるかといったことを考えなくてはいけません。
我々は挑戦する人材を受け入れることができるのか、彼らが集まるようなまちになれるのか、地域が衰退するか否かは正に我々側の覚悟が問われているのではないでしょうか。


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