5月の24日と25日にわたり、3つの常任委員会がそれぞれ開かれた。
今の時期のように議会が閉会中の常任委員会では行政側から所轄事項に関する報告と質疑が行われる。更に、定例会前には次の議会で審議される予定案件に関する説明が行われる。
今度の6月の定例会にて審議される主要な案件は補正予算である。
4年毎の市長の改選期には、3月の議会にて審議される当初予算は骨格予算と呼ばれ、政策的な予算は6月の議会にて補正予算として審議される。
この補正予算の審議は、当初予算と同様に予算特別委員会という専門の委員会が設置され審議されることとなる。
補正予算の差し引きの補正額は約3.5億円となる。
今回の補正予算の中でも大きなものは、環境クリーンセンター等長期包括的運営管理委託事業という、ごみ焼却と埋立地を14年6ヶ月にわたり運営委託するものである。
委託先の事業者を決めるためにおよそ1年にわたり選定委員会にて議論され、議会にも都度報告されてきたということだが、平成20年度から14年間の債務負担の金額が約120億円と大きな金額になっているため、予算特別委員会の中で改めて審議されると想定される。