本日、補正予算に対する予算特別委員会が開かれました。
各委員が事前に通告していた事業について担当部局と質疑が行われました。
最も時間がかかったのが、今回の補正予算の中で最も大きな金額であり、かつ将来にわたる債務負担行為となる「環境クリーンセンター等長期包括的運営管理委託事業」についてでした。
この事業は、現在単年度毎に委託しているクリーンセンター(ゴミ処理施設)や埋立地の管理運営を、14年6ヶ月間の長期にわたり民間事業者に運営委託することで、行政側の管理運営リスクを減らしトータルの費用の削減も狙うものです。
ただし、金額自体が14年6ヶ月で約140億円と多額であることから、委託料の積算根拠や委託事業者の選定条件・妥当性、地元経済への配慮、民間事業者との責任範囲等について質疑が行われました。
現在、江別市が利用しているゴミ処理施設は、キルン式ごみガス化溶融炉という新しい技術を使っており、建設当初の見込みよりも運転経費が嵩んでいます。
現状の形で管理を行っていくと、大規模修理等が必要となった場合に費用の工面ができなくなる事態におちいることも想定されることから、多額ではありますが、管理リスクを民間事業者が負う形とする包括委託も致し方ないと考えています。
※ 尚、6/18(月)に予定されていた予算特別委員会は理事者質疑(市長や副市長への質疑)が無くなったため、開かれなくなりました。
追加
※ 環境クリーンセンターの予算について分かりにくいとのご指摘を頂きましたので、コメント欄に追加の情報を記載しました。