江別市議会議員 岡英彦のブログ

江別市議会議員、岡英彦のブログです。
2023/5/1より4期目の任期を迎えています。
議会運営に関する検討課題その2
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    「議会運営に関する検討課題」について、3/27の議会運営委員会で話し合いが行われました。

    前回(2/28)、各会派持ち帰りで検討となっていた先進地議会運営調査の対象とせず協議する各検討課題について、各会派から中間報告が御座いました。

    ○費用弁償の見直し(廃止)について
    ・現行;議員が本会議や所属する委員会に出席すると、費用弁償として1日700円が支給されています。
    ・検討状況;各会派とも前向きに見直しを考えていますが、交通費としての取り扱いについて検討したいと言う意見が出ています。

    ○委員会録のホームページ掲載について
    ・現行;本会議録のみ各定例会終了後の数ヵ月後に市議会ホームページに掲載されています。委員会録は、情報公開請求により入手可能となっています。
    ・検討状況;各会派とも前向きに考えていますが、費用を確認するなどして引き続き検討したいという意見が出ています。

    ○議会のIT化(各会派へのパソコン配置等によるネットワーク化)について
    ・現行;議会図書室にPCとプリンタが1台ずつ設置され、会議録検索、インターネット接続ができるようになっています。
    ・検討状況;費用を含めて検討、各自で用意する形で良い、今あるものを有効利用などの意見が出ています。

    ○決算審査の方法(予算審査に準じた質疑通告制の導入)について
    ・現行;決算審査においては、事前に質疑項目を通告せずに、各部局から説明を受けた後、委員がそれぞれ質疑しています。
    ・検討状況;通告制を導入しても良いという意見と、現行のままで良いのという意見のそれぞれが出ています。

    ○議員定数の見直し(削減)について
    ・現行;定数27名。尚、人口に応じて法律で定められている議員定数の上限は34名です。
    ・検討状況;難しい問題であり、市民の意見を幅広く聞きながら、慎重に話し合いを続けていきたいといった意見が出ています。

    いずれの課題も引き続き、検討ということになっています。
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    3月議会(第一回定例会)最終日
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      3月議会(第一回定例会)の最終日が終了しました。
      新年度の予算が入りますので、たくさんありますが、最終日に決まった議案は次の通りです。

      ○全員一致で決まった議案
      ・H20年度水道事業会計予算
      ・H20年度下水道事業会計予算
      ・H20年度病院事業会計予算
      ・H20年度老人保健特別会計予算
      ・H20年度基本財産基金運用特別会計予算
      ・乳幼児医療費助成条例の一部改正 
      ・重度心身障害者医療費助成条例の一部改正 
      ・介護保険条例の一部改正 
      ・手数料条例の一部改正
      ・地球温暖化防止に向けた森林づくり等の推進に関する意見書
      ・中小企業底上げ対策の一層強化を求める意見書

      ○賛成多数で決まった議案
      (いずれも共産党議員団を除く賛成多数)
      ・H20年度一般会計予算
      ・H20年度国民健康保険特別会計予算 
      ・H20年度後期高齢者医療特別会計予算
      ・H20年度介護保険特別会計予算
      ・国民健康保険条例の一部改正 
      ・国民健康保険税条例の一部改正 
      ・後期高齢者医療に関する条例の制定

      ○報告案件
      ・江別市土地開発公社H20年度事業計画
      ・(株)江別振興公社H20年度事業計画
      ・(財)江別市在宅福祉サービス公社H20年度事業計画
      ・(財)江別市スポーツ振興財団H20年度事業計画

      平成20年度一般会計予算、H20年度病院事業会計予算については私も次のような討論を行いました。

      ・平成20年度一般会計予算
       歳入歳出総額約386億円の全体のバランスから見て、中期財政見通しで見込まれていた収支不足約13億円を、国からの地方交付税の増加による歳入増(見通し対比約6億円プラス)が大きいものの、投資的経費を抑えること(見通し対比約5億円マイナス)で歳出を抑制し、市債発行も抑制すること(見通し対比約2億円マイナス)で対応しており、一定の評価ができる。
      (歳入には、貯金である基金の切り崩し約5億円も含まれているが、過去の状況から見て決算ベースでは大幅な取り崩しにはならないと考えられる。)
       予算執行にあたって、顔づくり事業の体系だった成果指標の導入を進めること、合併問題について期限内に一定の結論を得るよう努力すること、江別駅前再開発事業によるコールセンター誘致に全力を挙げること、道路特定財源の暫定税率分の一部が入ってこなくなる可能性を想定することを要望する。
      このような討論を行い、予算に賛成致しました。

      ・H20年度病院事業会計予算
       平成19年度に発生した不良債務約10億円を長期債務に振り返え、経営健全化計画を策定し、平成22年度黒字化の目標が設定されている。
       不良債務の積み上げは、平成21年度の約6億2千万円が最大と見込まれており、この数字は、江別市の連結実質赤字比率を早期健全化が求められる水準にまで悪化させるものではない。
       平成19年度後半の医療収益はあがってきており、平成20年度の目標である病床利用率70%は努力次第で達成できるものと理解している。
       総合診療内科医が集まる病院として、病院の特色が出せるようになってきており、そのことが更なる医師の確保につながる可能性が高いと考えられ、ようやく明るい兆しが見えてきている。
      このような討論を行い、予算に賛成致しました。


       私は、与党会派でも野党会派でもなく、会派に所属しない無所属の1議員として、市長提案については常に、是々非々で考えることとしていますが、結果としてみると、予算について市長提案にそのまま賛成しているわけで、本当にこれで良いのだろうかと悩むところも御座います。
       今後は、単に、予算全体に賛成・反対ということだけではなく、必要と考えるものについては、修正提案が出来る議員になっていけるように努力しなければいけないと考えています。
      (ただし、修正案提出には3名以上の議員の賛成が必要であり、これはこれでハードルが高いものです。また、現在の地方自治法上、予算の提案権は市長に専属しており、なんでもかんでも修正案を出せるわけではありません。)
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      予算特別委員会(総務文教)
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        続いて、3/19に質疑が行われました総務文教常任委員会所管分の予算についてです。いくつかピックアップしてお知らせします。

        ○AEDの全小中学校への設置
        これまで、寄付などにより2校にしか設置されていなかった、AED(自動体外式除細動器)が全小中学校に設置されることとなりました。
        AEDは、けいれんした心臓を電気ショックで正常に戻す装置で、近年、公共施設への設置が進められています。特に、学校へは、運動中の突然死を防ぐために設置が求められていたものです。

        ○小中学校の耐震改修
        S56年以前に建てられた学校施設(全24施設)の耐震改修ですが、H17から毎年度1〜2施設の改修が行われています。
        H20年度は大麻中学校の校舎で耐震改修が予定されており、大麻東小学校の校舎と江別第二小学校の校舎で耐震診断が予定されています。
        全24施設のうち、耐震改修済または耐震強度が足りている施設は7施設となっています。

        ○小中学校給食での地産地消
        食育の一環として、行われているもので、H18年度の給食における江別産野菜使用割合は重量ベースで51.3%となっています。
        その他には、お米は全量江別産ほしのゆめ、パンは道産小麦100%ですが年7回は江別小麦産、年6回の江別産小麦めん、年1回の江別産牛乳などとなっています。
        正確な統計データは分かりませんが、江別市の給食の地元食材の比率はかなり高いと考えられており、かなりアピールできるポイントになるので、もうちょっと宣伝していく必要があると思います。


        予算委員会では、3/19で4日間の質疑が終了し、3/24に予算委員会での討論・採決が行われました。
        採決の結果については、3/27の本会議終了後での採決の結果にてお知らせしたいと存じます。
        予算委員会には所属できなかった私も、本会議では討論が可能ですので、いくつかの討論を行う予定です。
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