全国的に様々な議会改革の取り組みが話題となっておりますが、江別市においては「議会運営に関する検討課題」という形で、議会運営委員会で話し合いが行われております。
7/25に、これまであげられていた検討課題について集中的な審議が行われました。
1. 一般質問等の取扱いについて
1-1. 会派代表質問について
毎年、3月の議会には次年度に向けての市長の市政執行方針と予算案が提出されます。これらついて各会派の姿勢を示すような代表質問を導入するというものです。
引き続き検討ということになっています。
1-2. 一問一答制の導入について
質問のやり取りを総括質問・総括答弁ではなく、一問一答制でやろうというものです。
会派間の意見の隔たりが大きく合意を得られそうにないため、今回の検討課題としてはこれ以上の議論はせず、今後の検討課題ということになりました。
1-3. 会派構成員数に基づく質問時間の割当てについて
会派の人数別に質問時間や質問回数を割り振るというものです。
会派間の意見の隔たりが大きく合意を得られそうにないため、今回の検討課題としてはこれ以上の議論はせず、今後の検討課題ということになりました。
1-4.質問時間の制限について
代表質問導入と関連して引き続き検討するということになっています。
2. 国等への意見書等の提出を求める陳情の取扱い(幹事長会議への一本化)について
国等への意見書等の提出を求める陳情については、全て幹事長会議で協議・決定できないかというものです。
引き続き検討ということになっています。
3. 政務調査費(使途基準・広報費への適用等)について
広報費等に使途を広げるというものです。引き続き検討ということになっています。
4. 議会改革・活性化(特色ある取り組み)について
特に、市民への議会報告会の開催、傍聴者への資料配布、政治倫理条例の制定について引き続き検討ということになっています。
5. 費用弁償の見直し(廃止)について
廃止、交通費支給も無しということで合意が得られました。今後は実施時期の調整になります。
6. 委員会録のホームページ掲載について
コスト面から直ぐには実施は難しく、今回の検討課題としてはこれ以上の議論はせず、今後の検討課題ということになりました。
7. 議会のIT化(各会派へのパソコン配置等によるネットワーク化)について
会派間の意見の隔たりが大きく合意を得られそうにないため、今回の検討課題としてはこれ以上の議論はせず、今後の検討課題ということになりました。
8. 決算審査の方法(予算審査に準じた質疑通告制の導入)について
通告制を導入せず、現状のままということで合意が得られました。
9. 議員定数の見直し(削減)について
提案会派が何かしらの案を出すまで保留ということになりました。
10. 意見書案上程形式の簡略化について
幹事長会議で協議・修正された意見書であっても全文を読み上げるなどしているので、もう少し手続きを簡略化してはどうかというものです。
引き続き検討ということになっています。
※ 今回の検討課題の検討を続ける時期については明確になってはおりませんが、委員会のメンバー構成は2年毎に交代になるため、今年度が一つの区切りとなると考えられます。
※ いずれの課題についても委員外委員として私も意見を述べたい旨を申し出ましたが、議会運営委員会は会派の代表として意見を集約している場であるとのことで、発言の機会を与えられませんでした。