江別市議会議員 岡英彦のブログ

江別市議会議員、岡英彦のブログです。
2023/5/1より4期目の任期を迎えています。
12月議会(第四回定例会)最終日
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    12/14に、12月議会(第四回定例会)の最終日が終了しました。
    今回決まった議案は次の通りです。

    ○全員一致で決まった議案
    ・指定管理者の指定(市民会館など市内34施設)
    ・後期高齢者医療に関する条例及び介護保険条例の一部改正(法律改正による延滞利率の軽減)
    ・新型インフルエンザワクチン接種費用の助成を求める意見書
    ・エコポイント制度及びエコカー補助金の継続実施を求める意見書
    ・緊急経済対策及び雇用対策の早期実施を求める意見書
    ・日米間におけるFTA(自由貿易協定)に関する意見書
    ・農業経営の安定的政策の向上を求める意見書

    ○賛成多数で決まった議案
    ・新型インフルエンザワクチン接種費用の公費助成をもとめることについて
    陳情内容は次の3点ありました。
    1. 新型インフルエンザワクチン接種を乳幼児・妊産婦・高齢者に江別市独自で早急に公費助成してくださるように市議会で要望してください。
    2. 乳幼児・妊産婦・高齢者の新型インフルエンザワクチン接種費用の公費による助成の要望書を国に出してください。
    3. 新型インフルエンザワクチン接種が、必要な市民に実施されるようにワクチンを確保するよう国に求めてください。

    採決の結果では、新世クラブ、環境・平和・市民の会、公明党、民主の会の賛成多数で陳情項目2のみの一部採択となりました。
    (共産党議員団、無所属(伊藤議員)、無所属(岡)が一部採択に反対)
    一部採択の理由としては、予算額が大きく市独自の助成は難しい、本来国から自治体への財源措置を持って助成すべき、陳情項目3については政府として努力中で意見書を出す段階ではないとの意見がありました。

    岡としては、陳情項目3について採択することに特に問題はない、1については乳幼児のみに一部助成するなど対応方法は検討できる余地があるとの考えから、陳情項目2のみの一部採択には反対しました。

    尚、この陳情の一部採択を受けて、新型インフルエンザワクチン接種費用の助成を求める意見書が国に提出されております。
    | 岡英彦プロフィール | - | 21:36 | comments(0) | trackbacks(0)
    12月議会の一般質問
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       今回の一般質問は、札幌広域圏組合と北海道市町村総合事務組合という2つの一部事務組合について、ふるさと納税について、前回に引き続き道の駅について取り上げました。

      1.札幌広域圏組合について
      ○札幌広域圏組合の事務の内容は?
       札幌市を含む石狩管内8市町村で構成された一部事務組合で、広域市町村にまたがるソフト事業を行いながら圏域全体の振興を図ることを目的に平成9年に設立された。

       事業は、札幌ふるさと市町村圏基金15億円の運用基金により実施しており、江別市も基金に8070万円、運営費負担に毎年68万円を負担している。
       広域圏組合では、合同の職員研修、首都圏などでの観光客誘致活動、農業体験交流、観光・イベントPRなどを行ってきている。

      ○行っている事業がバラバラで一部事務組合である必要はないのではないか?
       圏域内の連携を強め圏域全体の均衡ある発展を図るには、複合的一部事務組合という体制のもとで取り組むことが効果的と考えている。

      ○国においてはふるさと市町村圏の制度は既に廃止されている。今後、見直す考えは?
       広域行政の必要性はこれまで以上に高まる。どのようなあり方が望ましいのかについては今後しっかりと議論していく必要があると考えている。

      2.北海道市町村総合事務組合について
      ○事務の内容は?
       市町村に代わって消防団員等の公務災害補償の給付を行う全国組織である消防基金に対する事務を共同処理している。

      ○北海道市町村総合事務組合に支払っている負担金の内訳は?
       466万円が消防基金への掛金、82万円が一部事務組合の事務経費である。

      ○事務経費の額は妥当なのか?
       消防基金への上乗せ保障分があり、大災害に備え道内と同じ制度が得策であると考えている。

      ○江別市自前でも行える事務なのではないか?
       具体的な事項を検討しなくては対応が難しいと考えている。事務の流れ、運用の仕方についてはいろいろな考えを一部事務組合へ伝えていきたい。

      3.ふるさと納税について
      ○昨年度のふるさと納税の件数は?
       9件、229万円の寄付があった。道内主要都市13市との比較では件数で11番目、金額で8番目となっている。

      ○Yahoo公金支払サービスの導入によるクレジット払いについての考えは?
       夕張市で実施しており全体の1割程度がYahoo公金支払サービスと聞いている。
      インターネットによるクレジット払いを用いた収納システムの開発は今後の課題であり、市税を含めた公金全体で考えるべきだが、ふるさと納税単独での実施について他市の事例も考慮しながら検討していきたい。

      ○ふるさと納税を市民活動への寄付金に充てる仕組みづくりの考えは?
       寄付者の意向によっては市民活動分野への活用も可能であるが、これまでのところそうした希望はない。市民活動支援策としては、市民活動センターを核として相談や場の提供を行っているほか、資金面での支援として協働のまちづくり活動支援事業を実施している。
       ふるさと納税制度はまだ二年目なので今後引き続き研究していく。

      4.道の駅について
      ○道の駅の効果の認識について?
       観光客誘致、特選物のPRや販売促進など経済効果を含めて多くの波及効果が期待できると考えている。

      ○具体化へのやる気は?
       以前も実際にやるために具体的に検討しているが、物理的な問題とともに、関係団体の方々のご理解が必要である。市としてはやりたい、進めたいと言う方向なので皆様のご理解を得ていきたい。

      ○民間から道の駅参入の意向があった場合の対応は?
       そのようなお話があった場合は、実現の可能性について関係機関と協議をしていきたい。
      | 岡英彦プロフィール | 一般質問 | 21:38 | comments(0) | trackbacks(0)
      本当は面白い地方議会の真実
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         少々ご連絡が遅れましたが、昨年行いました「ココが変だよ!市議会」の第二弾的な位置づけとして、「本当は面白い地方議会の真実〜若手地方議員と交流しよう〜」というイベントを12/3に札幌のエルプラザで開催しました。

         私も所属している「北海道若手市議会議員の会」の仲間の市議4人(辻登別市議、太田千歳市議、成田小樽市議、上村旭川市議)と、学生向けの議員インターンシップ事業を行っているNPO法人ドットジェイピーの学生スタッフさんにご協力頂き、実現することができました。

         今回は、学生スタッフから事前に頂いた10問の○×クイズに加え、学生を中心とした若者世代の参加者と若手議員(私以外は30歳前後)との車座交流会がメインイベントとなり、各議員に熱く語って頂きました。






         ちなみに、今回のイベントの開催趣旨としては若者世代に地方議員・地方政治への関心を持ってもらおうというものなのですが、それに加え、車座交流会は若者に近い世代の面白い?大人に語ってもらうことにより、何か面白いものにチャレンジしてみようという気持ちを盛り上げて頂くことを意図してしていました。

         これは、ここ最近、高校生を対象としたキャリア教育プログラムを実施しているNPO法人カタリバの活動や、株式会社デュナミスの渡辺一馬代表から
        「挑戦したい学生とちょっとかっこいい大人をつなげる」
        という活動のお話を伺ったことや、アメリカの教育者ウィリアム・ウォードの
        「平凡な教師は言って聞かせる。
         よい教師は説明する。
         優秀な教師はやってみせる。
         しかし最高の教師は子どもの心に火をつける。」
        という格言を聞いたりするなどしてヒントを得たものです。

         参加者には大変好評だったので、今後も若者向けの企画についていろいろとアイデアを考えて行っていきたいと思います。
        | 岡英彦プロフィール | - | 22:19 | comments(0) | trackbacks(0)

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