11/24と11/25、第四回定例会(12月議会)に向けて経済建設常任委員会、生活福祉常任委員会、総務文教常任委員会の各常任委員会が開かれました。
生活福祉常任委員会と総務文教常任委員会では、9月の第三回定例会から継続して審議されていた各陳情の結審も行われています。
○各委員会の議題一覧(PDFファイル)
経済建設常任委員会(11/24)
生活福祉常任委員会(11/24)
総務文教常任委員会(11/25)
○経済建設常任委員会
1. 北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特区
国の新成長戦略に基づく特区制度の提案募集に対して、北海道経済連合会と道内4市(江別市、札幌市、帯広市、函館市)が共同で提案を行っているのが、
北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特区について報告がありました。
震災関係で国の手続きが遅れていましたが、9月に申請書が提出され、11/18に全国7件の提案についてヒアリングが行われております。12月に第一回分の結果が判明しますが、半年毎に申請できることになっています。
道内において食関連の企業集積を図っていこうとするもので、江別市においては大学や研究機関が集まっている地の利を活かして行こうとするものです。
○生活福祉常任委員会
1. 「より一層の精神障害者の交通費助成を求める」陳情
結審が行われ、先ずは国として対応すべき、事業者と協力して進めるべきなどの理由により賛成多数により、趣旨採択となっています。
○総務文教常任委員会
陳情の委員会での結審結果は次の通りです。
1. 「北海道電力泊発電所でのプルサーマル計画の中止を求める」陳情
陳情内容は「プルサーマル計画の中止を北海道電力に働きかけるよう北海道知事に意見書の提出を求める」というものです。
委員会では、原子力発電の安全神話が崩れた、やらせがあったなどの理由により賛成多数で採択となっています。
2. 「被災者救済、自主避難者への支援のさらなる強化を求める」陳情
委員会では、江別にできることを進めるべき、引き続き適切な支援が必要などの理由により賛成多数で採択となっています。
3. 「福島県ほぼ全域に及び放射能汚染地域からの避難者支援のさらなる強化と計画的避難区域の拡大を求める」陳情
委員会では、避難が必要な範囲に適切な支援が必要などとの理由により賛成多数で採択となっています。
4. 「放射能がれきの北海道への持ち込み許否等に関する」陳情
がれき処理は必要だが安全確保が必要などとの理由により賛成多数で採択となっています。
5. 「北海道電力泊原子力発電所への緊急対策について」の陳情
委員会では、原子力発電の安全神話が崩れた、更なる安全対策が必要、エネルギー政策の転換が必要などの理由により賛成多数で採択となっています。
※ 各会派の陳情への判断については、12/7の本会議での結論が出たのち、改めてお知らせしたいと思います。