江別市議会議員 岡英彦のブログ

江別市議会議員、岡英彦のブログです。
2023/5/1より4期目の任期を迎えています。
H24年3月議会(第一回定例会)前の常任委員会その2
0
      2/21に、第一回定例会(3月議会)に向けて総務文教常任委員会が開かれました。

    ○議題一覧(PDFファイル)
    総務文教常任委員会

    1. 使用料・手数料の改定
     使用料(公民館・体育館使用料など)・手数料(住民票発行手数料など)の見直しが行われることになり、3月議会で関連条例が審議されます。これまで体系的な見直しは行われてきませんでしたが、今回の改定では施設やサービスに掛かっているコストを算出し、施設やサービスの種類により受益者の負担の割合を設定することとなっています。
     今回の改定では、使用料は9施設等のうち、21項目増額、64項目減額、17項目新設、278項目据置、平均改定率マイナス0.94%、手数料は47手数料のうち、65項目増額、1項目減額、6項目新設、241項目据置、平均改定率0.84%となっています。実施時期は10/1と予定されています。
     コストの内訳などの資料はまだ示されておりませんので、今後の審議で明らかにしていく必要があると考えています。

    主な改定内容
    体育館使用料(個人使用1回)
     大人  130円→200円
     小中学生 60円→40円
     高齢者 130円→100円 

    あけぼのパークゴルフ場(個人使用1ラウンド)
     大人  200円→240円
     小中学生 100円→60円
     高齢者 200円→120円  

    セラミックアートセンター使用料
     企画展示室1(全日) 26300円→19600円
     ガス窯(1回)  36000円→40000円
     電気窯1(1回) 3000円→2600円

    手数料
     住民票 250円→300円
     所得証明 350円→400円

    ※ 財政課のページに資料が提供されています。
    http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/soumubu/zaisei/ryoukinkaitei/index_ryoukinkaitei.html

    2. 学校耐震化
     これまでの耐震改修によりH23年4月現在の市内小中学校の耐震化率は79%となっていますが、今後耐震化が必要な学校についての計画が示されました。これまでなかなか手を付けられなかったレンガ校舎の改築もいよいよ計画に入ってきました。

    第二小 H25-H26 部分改築(S20年代に建てられた西校舎棟など)
    江別太小 H26-H27 全面改築
    第一中 H26-H27 全面改築
    角山中 H24 耐震補強
    江別小/第三小 統合委員会で統合場所の結論を出しH27-H28に全面改築
    ※ 改築時には仮校舎が建てられる予定です。

    ※ 教育委員会総務課のページに資料が提供されています。
    http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/kyouiku/shisetsu/taishin/taishin.html

    3. 道立高等養護学校の誘致活動
     12月議会で江別市議会においても道立高等養護学校の早期設置を求める意見書が採択されましたが、12月から1月にかけて「江別への道立高等養護学校誘致期成会」による署名活動が行われ、2/17に北海道、北海道教育委員会への要望書提出、北海道議会への請願書が提出されています(38081人の署名)。

    | 岡英彦プロフィール | 常任委員会 | 11:35 | comments(0) | trackbacks(0)
    H24年3月議会(第一回定例会)前の常任委員会その1
    0
        2/20に、第一回定例会(3月議会)に向けて経済建設常任委員会と生活福祉常任委員会が開かれました。

      ○各委員会の議題一覧(PDFファイル)
      経済建設常任委員会
      生活福祉常任委員会


      ○経済建設常任委員会
      1. 水道の基幹管路の耐震化
       市内に約103kmある水道の基幹管路の耐震化は4.8%となっていますが、来年度以降、老朽化した管路を更新していくことになりました。平成30年度までに昭和40年代前半につくられた管路を更新し、その後も継続して更新工事が行われる予定です。

      2. 工場立地法の緑地面積率等の緩和
       国からの権限委譲により、工場立地法の緑地面積率等を市の条例で緩和できるようになりました。敷地面積9000平方メートル以上、建築面積3000平方メートル以上の工場(市内には24工場)は工場立地法により緑地面積率が敷地面積の20%以上などと定められています。
       市が新たに制定する条例では、食品関連企業に限り、この条件を10%以上に緩和するなどの基準が設けられることになります。市が進めている食品関連企業の誘致を後押しするものとなります。

      3. 大麻銀座商店街へのトライアル出店
       旧ラルズマートの後継店としてトライアルカンパニーが決定し、3月に開店予定です。道内15店目の出店となりますが、今回のお店は24時間営業の日用品と食品を中心としたバラエティストアタイプということで道内では初めての形態です。約60名のパート社員が雇用される予定です。

      4. 顔づくり事業の進捗
       ポスフールの横に繋がる中原通りが3/12に開通予定となります。
       また、区画整理事業はH23年度末で事業費ベースで23%の進捗、仮換地指定は50筆(45%)、物件移転が25件(27%)となるとの報告がありました。仮換地指定はH22年度末と比較すると25ポイントアップとなっています。

      5. 今シーズンの降雪状況
       2/20現在で降雪量523cm、積雪量106cm、除雪の一斉出動回数15回となっており、昨年と同様の大雪となっています。1月下旬から2月上旬にかけての降雪が多くなっており、自治会排雪の排雪量は例年の1.8倍となっています。
       当初予算では不足した除排雪予算を確保するため、2/9に専決処分(緊急の場合に議会の議決を経ずに市長が決めるもの)として2億3千万円が追加されています。


      ○生活福祉常任委員会

      1. 災害概況
       昨年の市内の災害概況が消防本部より報告されました。火災は19件増加の43件で、放火やガスコンロ、車両火災が増えています。救急搬送は208件増加の3643件で、65歳以上で約5割、軽症が約4割となっています。

      2. 外国人登録
       H24年7月9日に外国人登録制度が廃止され、3ヶ月を超えて滞在する外国人は住民基本台帳に載ることになります。現在市内には、約380人の外国人が居住されています。

      3. 知的障がい者生活実態調査
       札幌で姉妹が亡くなった事件を受けて、療育手帳を持っている方への生活実態調査が行われました。
       市内で療育手帳のA判定またはB判定を持っている方は966人いらっしゃいますが、この内、障がいや介護のサービスを利用している方、18歳未満で保護者と同居の方、65歳未満で3人以上同居の方などを除く、単身者やご家族が高齢な方は、40人となります。
       電話がけにより38人とは連絡が取れいずれも社会と何かしらの繋がりがあることが確認されており、残り2人にも訪問調査を行う予定です。今回初めてこのような調査が実施されましたが、今後も年に1度は行っていく予定となっています。

      4. 介護保険料
       介護保険料は介護サービスの需要、施設の整備状況などにより3年毎に見直しが行われ、今年が改定の年になります。所得により保険料は変わりますが、基準額(本人が市民税非課税の方で、他の世帯員が課税されている方)は、月額4520円となり、これまでより540円上がることとなります。
       これは今後もサービスの需要の増加が見込まれることと、過去3年で特別養護老人ホームなど比較的大きな規模の介護施設を整備してきたことによります。
       今後の3年では、大きな規模の介護施設の整備は見込まず、グループホームや地域密着型の比較的小規模の介護施設を整備していく予定です。

      | 岡英彦プロフィール | 常任委員会 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0)
      えべつ未来市民会議 第1回
      0
         多くの自治体と同様に、江別市においても行政運営の総合的な指針となる総合計画をおよそ10年の期間を設けて策定しています。H25年度までは第5次総合計画の期間となっており、今年度からH26年度からスタートする次期総合計画策定に向けての作業が進められいます。

         今回の総合計画策定にあたっては市民参加の手法として、えべつ未来市民会議が設置されています。えべつ未来市民会議は、昨年10月に無作為抽出で5000人に送られた市民アンケート対象者の中から、市民委員として参加したい方を募り(一部抽選)、意見を反映していくものです。
         市民委員は39名となっており、年齢構成は10代1名、20代3名、30〜50代各8名、60代7名、70代4名、地区別では江別地区15名、野幌地区14名、大麻地区10名となってい ます。この他、学識経験者が6名加わります。

         2/1に、このえべつ未来市民会議の第1回目の会議が開かれました。

         第1回の会議では、江別市を取り巻く現状などについて資料説明が行われたのち、6つのグループに分かれて、意見交換が行われました。初回ということで、各グループ自由に意見を発言し、江別のイメージや、特色、どういった街になっていって欲しいかなど様々な意見が出されていました。
         今後、第2回、第3回についてもそれまでに出てきた意見を深めていくようなグループ討議が予定されています。

         実際に会議に参加された皆様の様子を拝見すると年齢構成のバランスが良く取れており、多様な意見交換ができる場になっていくことが期待できると思いました。また、学識経験者の皆様がグループ討議の際に、ファシリテーター(参加者が意見を出し合い議論が上手く進むように促す役割)として上手く機能しているように見受けられました。

         第2回は、2/13に開催されます。傍聴自由ですので、お時間のある方は是非、一度ご覧頂ければと存じます。

        第2回えべつ未来市民会議
        2/13(月)18:30〜
        江別市民会館1階 小ホール

        | 岡英彦プロフィール | - | 00:00 | comments(2) | trackbacks(0)

        このページの先頭へ