江別市議会議員 岡英彦のブログ

江別市議会議員、岡英彦のブログです。
2023/5/1より4期目の任期を迎えています。
H24年6月議会(第二回定例会)前の常任委員会その2
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     5/31に、第二回定例会(6月議会)に向けて総務文教常任委員会が開かれました。

    ○議題一覧(PDFファイル)
    総務文教常任委員会


    ○総務文教常任委員会

    1. 角山中学校の統廃合
     H21年の時点では地域から存続の意向が出ていた角山小中学校(小中併設校)ですが、中学校の今年の入学生が0人となったことにより、5月に地域より中学校について統廃合の要望が出てきました。市教育委員会では小中学校の保護者及び自治会との懇談会を行い、なるべく早い時期(来年度又は再来年度)に統廃合を進める方向となっています。

    2. 地域主権一括法による義務付け・枠付けの見直し、権限移譲
     国の地域主権改革による一括法がH23年5月と8月に公布されており、必要な条例改正について今年度、議会への説明、条例提案が行われていく予定です。
     7月に各委員会への説明、8月にパブリックコメント実施、12月に議会提案の予定となっています。

    3. 公共交通検討会議の設置
     これまで市とバス事業者が意見交換をしていた江別市バス輸送システム検討懇談会を発展的に解消され、今年度から江別市公共交通検討会議が設置されます。
     江別市公共交通検討会議では、行政とバス事業者のみならず、学識経験者、各団体代表、市民公募委員などで構成され、バス交通の問題点や課題などが協議されます。
    ↓市では、6/15まで公募委員が募集されています。
    http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/kikaku/info/240531.html

    4. 住民情報・財務会計システム再構築
     現在運用している市の情報システムの基幹部分である住民情報・財務会計システムが、H26までで期間終了となるため、新システムの構築が進められており、システム事業者が
    RKKコンピュータサービス社に決まったことが報告されました。H31年までのシステム構築期間で契約額は6.1億円となっています。
     RKKコンピュータサービス社は、西いぶり地区(室蘭市、登別市、伊達市、壮瞥町)で共同利用している情報システムを構築している会社です。


    | 岡英彦プロフィール | 常任委員会 | 00:51 | comments(0) | trackbacks(0)
    H24年6月議会(第二回定例会)前の常任委員会その1
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       5/30に、第二回定例会(6月議会)に向けて経済建設常任委員会と生活福祉常任委員会が開かれました。

      ○各委員会の議題一覧(PDFファイル)
      経済建設常任委員会
      生活福祉常任委員会


      ○経済建設常任委員会

      1. 北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特区(フード特区)
       昨年末に国の特区に指定され注目をフード特区ですが、3/12に特区を推進していくための組織として、北海道・江別市・札幌市・帯広市・函館市・北海道経済連合会で構成される北海道食産業総合振興機構(フード特区機構)が設立されています。
       特区として既に、食品の有用性を評価するための臨床試験支援のためのコーディネーターが大学に配置されるなどの動きが出ています。

      2. 市内立地企業の従業員の通勤実態調査
       昨年、工業団地、RTNパーク、みらいビルなどに立地・入居している市内企業123社にアンケートを送り、88社からの回答が得られた、市内立地企業の従業員の通勤実態調査がまとまりました。
       88社の従業員2144人中、正規社員の割合は69%、社員の市内居住の割合は55%、マイカー通勤の割合は86%などの結果が出ており、市への意見として、除排雪の充実、工業団地・RTNパークへの公共交通アクセス充実の要望が多く出ています。

      3. 国・道の事業の進捗
       国道の整備状況など個別には話題にはあがっていましたが、委員会資料としてはこの5年間で初めて出てきました。

      ・国道275号4車線化
       新石狩大橋を含む工栄町から篠津までの国道275号を4車線化する事業です。
       H20年度から事業が始まっており、H20年代後半までの事業期間が予定されています。
      ・国道337号(道央圏連絡道路)
       美原大橋など一部開通している千歳と小樽を結ぶ高規格道路で、江別東ICから
       南幌町境までは中樹林道路と呼ばれる区間となっています。
       この区間はH21年度から、H30年代前半までの事業期間が予定されています。
      ・道道江別恵庭線4車線化(角山工区)
       8丁目通りを下っていった江別インター線から国道275号までの区間です。
       厚別川にかかる橋も架け替えになります。
       H17年度からH31年度までの事業期間が予定されています。
      ・道道大麻東雁来線 4車線化
       江別西ICから道道東雁来江別線へ抜けるルートです。
       H20年度からH28年度までの事業期間が予定されています。
      ・道道江別長沼線(南大通)
       上江別と東光町を結び千歳川に橋を架けるルートです。
       H23年度から事業がスタートしておりH29年度完了予定です。
      ・江別太遊水地
       千歳川の治水対策のため江別太に160haの遊水地をつくるものです。
       H21年度から平成31年度までの事業期間が予定されています。
       遊水地の平常時の利活用を図るための計画がH25年度に策定される予定です。

      4. 町名変更
       高速道路近くの大麻と野幌の間にある地域は元野幌の飛び地として残されていましたが、大麻泉町・国道12号・1番通りで囲まれた区域が地域の要望により大麻泉町に編入される方向となりました。町名地番変更は来年9月に実施予定です。


      ○生活福祉常任委員会

      1. 市立病院
       H23年度の決算概要が報告され、20数年振りに純利益を出すことが分かりました(最終予定よりも6906万円増の1382万円の純利益)。
       過去とは一般会計からの繰り出し金の額が異なっているため単純には比較できませんが、ここ数年の苦境を乗り越え、公立病院として黒字化したことは非常に評価できるものです。
       総合内科医の体制充実など近年の取り組みにより医師からも選ばれる病院となりつつあり、患者数増にも繋がっていると言えます。
       しかしながら不良債務残高は4.7億円残っており、計画通り不良債務を減らしていけるか否かは予断を許さない状況となっています。

      2. 節電対策
       今夏、北海道でも電力不足が懸念されることから、国では7/23から9/7の平日午前9時から午後8時まで(8/13-8/15のお盆除く)、9/10から9/14の午後5時から午後8時までの期間、2010年(H22年)対比7%以上の節電協力を要請しています。
       江別市の115の公共施設でも7/1〜9/30までの3ヵ月間、2010年(H22年)対比7%以上の節電を目指し、照明の間引きや消灯、電子機器のシャットダウンや省電力設定、空調の設定温度変更などの取り組みを行います。
       猛暑だった2010年は3ヵ月間で115施設の電力使用量は620万kWhでしたが、2011年は578万kWhでした。2011年の2010年対比は既に6.7%減ですので、昨年より0.3ポイント分以上節電すれば良いことになります。
       尚、電力不足の観点で言うと、ピーク電力をカットすることが問題となりますが、緊急時の対応方法については更なる検討が必要です。

      | 岡英彦プロフィール | 常任委員会 | 22:12 | comments(0) | trackbacks(0)
      一般質問の一問一答方式導入へ
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         昨年8月に議会改革小委員会が設けられており、一般質問における一問一答方式の導入と議会基本条例について議論を重ねてきています。

         今回、4/25の議会改革小委員会と5/7の議会運営委員会で、一般質問における一問一答方式が、次回の6月の第二回定例会から実施することが決まりました。

         一般質問では、これまで通りの総括質問総括答弁方式か一問一答方式を選択できることとなり、一問一答方式では最初の質問と答弁はこれまで通り一括して行いますが、その後は一問一答になります。
         質問時間は答弁時間を除き45分間(時間表示用にPCを使用)、質問回数は通告している質問項目につき3回までの制限があります。委員会のような質疑とは異なりますが、これまでよりは傍聴者に分かりやすくなると考えています。

         また、

        ・委員会開催日程のホームページへの掲載
        ・定例会初日の議事日程のホームページへの掲載
        ・委員会の傍聴者への閲覧用資料の用意(3部)

        も実施することとなりました。

         これにより、委員会の傍聴も分かりやすくなると思います。委員会は本会議同様にどなたでも傍聴できますし、委員会の質疑の様子は一般質問とはだいぶ異なっておりますので、お時間のある方は是非、傍聴に来てみて下さい。
         特に、定例会前の委員会(2月、5月、8月、11月の下旬)は、様々な報告事項があがってきますので、傍聴しやすいかと思われます。

        | 岡英彦プロフィール | 議会改革 | 21:55 | comments(0) | trackbacks(0)

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