江別市議会議員 岡英彦のブログ

江別市議会議員、岡英彦のブログです。
2023/5/1より4期目の任期を迎えています。
職員給料減額のための臨時会の開催
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     7/29-31にかけて地方交付税削減に伴う職員給料の減額を行う条例案を審議するため臨時の議会が開かれました。

    条例案
    ・特別職の職員等の給料の臨時特例に関する条例の制定
    ・職員の給料の臨時特例に関する条例の制定

     国の厳しい財政状況及び東日本大震災の対処のため、国家公務員の給与は、H24年度からの2年間、特例措置として削減が実施されています。H25年度については、地方公務員にも国に準じた対応が要請されており、給与削減を前提として国から配分される地方交付税が削減されています。

     江別市においては地方交付税の影響見込額など1億7278万6千円分が削減されていると見込まれるため、相当額を職員給料の減額により対応しようとするものです。

     給料の減額期間は8月から3月までの8ヶ月間で、市長・副市長・水道事業管理者・教育長の特別職は10%減額、部長職で9%、課長職で7%、係長職で4.9%、係長以下の職員で1〜3.73%の減額となり、平均は4.68%減です。尚、ボーナスの減額はありません。全職員での対応ということで医療職を含めた減額措置となります。

     条例案を審査した総務文教委員会では、給料削減と財政運営について、給料削減による医療職確保への影響などについて、理事者質疑として市長への質疑も行われました。
     本会議の採決では、共産党議員団が反対、干場議員が退席され、その他の議員の賛成多数により可決しています。

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    H25年7月の各常任委員会
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       7/4,7/25,7/26に各常任委員会が開かれました。毎年、この時期に、学校や農作物の生育状況の調査が行われるものです。調査にあわせて、報告案件もありましたのでトピックをご報告します。


      ○総務文教常任委員会
      1. 子どもの読書活動推進計画
       子どもの読書活動の推進に関する法律に基づき策定された計画で、H19からH25の第1期の期間が終了となり、H26からH30までの新たな計画が策定されます。
       第1期の期間では学校派遣司書の各学校への派遣が進み、学校図書館の蔵書整備などが進んできました。今後、学校派遣司書の派遣体制を継続的に整備していくための望ましい人員体制の検討を行っていく必要があるなどの課題があげられています。

      2. 江別小学校・江別第三小学校統合校準備委員会の設置
       江別小、江別第三小の統合校の開校に向けた協議を進めるための準備委員会が5月に設置されました。
       両校の保護者代表、校長・教頭、校区の自治会長、学識経験者、教育委員会など16名で構成されています。今後、統合校の校名や設備、安全対策等について協議が行われていきます。


      ○生活福祉常任委員会
      1. 保育園の整備
       つくし保育園はH26から民営化を行い、H28に東光保育園と統合し新しい園舎となる計画となっていますが、民営化のための運営事業者の募集が7/10より始まりました。民営化する際には引継ぎ期間として1年程度が確保されます。
       委託期間は1年となっておりますが、今回選定される運営事業者が民設民営による新園舎の整備・運営を進める方針となります。
       白樺保育園と若草乳児保育園は統合し、H29に公設公営の保育園として新しい園舎となる計画となっています。H26から設計が始まりますが、新園舎の用地として野幌住吉町の土地を取得する方針が示されました。


      ○経済建設常任委員会
      1. 都市と農村交流拠点施設
       旧江北中学校跡地については、地域から食と農を主とした交流体験施設を整備する提言が出されており、都市と農村交流拠点施設の基本構想を策定するための検討会議が7月に設置されました。今後、都市と農村の交流のあり方や施設案がまとめられることとなります。

      2. 鳥獣被害防止計画
       これまで江別市では鳥獣による農林水産業等にかかる被害の防止のための特別措置に関する法律に基づく鳥獣被害防止計画を立てておりませんでしたが、近年、シカによる被害なども出てきたことから、猟友会、JA道央、市などで構成される協議会を設置し、9月に向けて計画を策定していく方針が示されました。

      3. 国営かんがい排水事業江別南幌地区調査
       江別太から南幌にかけて国営事業により整備された排水機場、排水路などの排水施設の再編・改修のための調査事業が来年度から実施されることが示されました。
       国営事業費は40億円と概算されており、調査・設計には4年程度の期間がかかる見込みになっています。地元の負担としても事業費の8%が必要とされるほか、国営事業に含まれない関連事業についても整備の必要性を判断していくこととなります。

      4. 江別跨線人道橋
       現在工事が進んでいる江別駅横のこ線人道橋ですが、H25は階段部、橋梁下部などの工事を行い、H26年10月に供用開始予定となっています。

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