11/14,15に第四回定例会に向け各委員会が開かれました。また、これに先立ち11/7には新たに建てられました新栄団地A棟の調査のため経済建設常任委員会が開かれました。
○各委員会の議題一覧(PDFファイル)
経済建設常任委員会生活福祉常任委員会総務文教常任委員会○経済建設常任委員会
1. 新栄団地A棟竣工
鉄筋コンクリート造6階建て 48戸
(3LDK18戸、2LDK18戸、1LDK12戸)
総工事費8億3969万円(H24年8月着工、H25年11月竣工)
新規募集は子育て世帯向け3LDKの6戸です。家賃は2万8千円から5万7千円の範囲で世帯収入により決定されます。11/1〜 募集案内配布、11/12〜11/18まで受付、11/20抽選、12/7以降入居の予定となっています。また、既存入居者42戸の移転は年内に完了予定
2. 農業関係各種計画の策定
鳥獣被害防止計画
H25年から3ヵ年の計画でアライグマ、エゾシカ、キツネ、鳥類による農業被害の軽減を目標とする計画です。近年特にエゾシカによる被害が増えており、わなによる捕獲の頭数の増加を目指します。
H24年度被害面積14.18ha、被害額243万円。
食育推進計画
H23-H25の第1次計画を受けH26-H30までの5年間の計画を定めます。健康都市えべつの実現のために、規則正しい食習慣を身につける、安全安心な食材を使って豊かな食生活を実践するなどが目標とされています。11/11〜12/10までパブリックコメントが実施されます。
H24年調査の朝食を毎日食べない人の割合(13〜19歳)22.4%
農業振興計画
H26-H30までの5年間の江別市の農業行政の方向性などを定めるものです。素案づくりが進められており、農畜産物の高付加価値化、地産地消の推進などが基本的事業に、農業と2次・3次産業との連携による広域的な展開、地域資源の活用による観光の振興が重点的・集中的事業にあげられています。
H22年調査の1経営体あたり耕地面積16.8ha、H25年調査の300万円以上の農業所得を得ている経営体は52%。
3. 都市と農村の交流拠点施設建設基本構想
旧江北中跡地の活用について検討されていたものの基本構想案ができあがってきました。食と農により学びと活力を生み出す新たな体験・交流施設がコンセプトとなっており、食育拠点、観光や交流拠点、グリーンツーリズム情報発信機能、地域活性化機能が求めれるとして、50人規模の調理実習室や研修室をつくることが考えられています。
今後現在を確定しパブリックコメントを行い、1月下旬に基本構想が確定する予定です。
4. 土地区画整理組合の現状
市内で唯一事業が継続中の中央土地区画整理組合ですが、9月末現在で777区画中738区画が売却され、残り39区画となっています。H25年度内終了を目指していましたが、難しい状況となっており、期間延長に向けた協議が進められる方向です。
5. 水道事業・下水道事業の中期経営計画
H26-H30年度までの水道・下水道の中期経営計画案がまとめられました。総合計画で見込まれた人口推移をもとに、今後緩やかに給水人口が減っていく計画となっています。また、今後5年間の主要な設備投資についてもまとめられています。12/2〜1/6にかけてパブリックコメントが実施されます。
○生活福祉常任委員会
1. 夏季節電の取り組み結果
7/1〜9/30までの市の節電対象全115施設の電気使用量は544万kWhとなり、H22年度対比12%の削減となり、浄化センター、市立病院、環境クリーンセンターなどの主要11施設では354万kWhとなり、H22年度対比13.4%削減されています。昨年度の15%削減よりは削減幅は減少していますが、目標としていたH22年度対比11%削減は達成されています。
尚、今冬も12/1〜3/31までH22年度対比6%削減を目標に115施設で節電の取り組みが実施されます。
2. つくし保育園の民営化と白樺・若草乳児保育園の統合園用地
来年度より民営化が計画されているつくし保育園について、来年度からの委託事業者が、市内であけぼの幼稚園と認定子ども園のびのび保育園を運営している増山学園と決まりました。民営化後数年先には東光保育園と統合し、新しい園舎を建てる方向となっています。
また、白樺保育園と若草乳児保育園は統合し新しい園舎を建てる計画となっていますが、統合園用地を10丁目通り沿いの野幌住吉町とし用地を取得することが決まりました。
○総務文教常任委員会
1. 統合校の学校名募集
平成28年に開設予定の江別小と江別第三小の統合校の学校名について、12/10〜1/31まで広くアイデアが募集されることとなりました。どなたでも応募できます。ただし、応募された数によって学校名が決まるわけではなく、募集されたアイデアをもとに統合校準備委員会で学校名案が選定されます。
2. 証明書のコンビニ交付と市税等のコンビニ収納
来年4月から住民票の写し、戸籍全部事項証明書、戸籍個人事項証明書、戸籍附表の写し、印鑑登録証明書、所得証明書、課税証明書が全国のセブンイレブン、ローソン、サークルKサンクス、ファミリーマートで交付可能となります。年末年始等を除き午前6時30分から午後11時まで利用可能です。ただし、サービスを利用するには住民基本台帳カードが必要となります。各種証明書の発行手数料は窓口交付と変わりません。
あわせて来年4月から市税・道民税、固定資産税・都市計画税、国民健康保険税、軽自動車税、介護保険料、後期高齢者医療保険料、保育料、市営住宅使用料、奨学金返還がセブンイレブン、ローソン等にセイコーマート、スパを加えた各種コンビニで可能となります。
3. 防災訓練
H25年度も各種防災訓練が実施されています。
9/1、豊幌地区の防災訓練と市民体育館を利用しての防災フェスタの開催。18団体500名が参加。水害を想定しバス2台を使った避難訓練を実施。
10/5-6 見晴台自治会による避難所運営訓練。7団体150人が参加。対雁小を使った宿泊を伴う避難所運営訓令を実施。
今後、11/16に札幌市厚別区と連携した大麻地区の避難所運営訓練、11/21に防災セミナー、2月上旬に職員災害図上訓練が予定されています。
4. H24年度財務諸表
この時期に毎年公表されている総務省方式改訂モデルによる貸借対照表、行政コスト計算書、資金収支計算書が公表されました。民間企業のBS、PL、CF計算書にあたるものです。
公営企業会計などを含めた連結貸借対照表の有形固定資産は土地631億円、建物・構築物1882億円あります。減価償却累計額は1165億円となっており、資産老朽化比率は38.2%と計算されます。