毎年恒例の市長のご挨拶のご紹介です。年末年始にかけて仕事納めや新年交例会などで、市長の挨拶を何度か伺う機会がありましたので、その中からトピックをご紹介します。
(メモを取っているわけではないので、あくまで岡の記憶の範囲ではこのようなお話をされていたという位置づけでご覧下さい)
・干支
今年は午年。馬は生まれて直ぐに立ち上がることができる。
馬のようにスタートダッシュをできる年としたい。
・総合計画
今年は4月の新年度から新しい総合計画(第6次総合計画)がスタートする。
第5次の総合計画までは全てが右肩上がりの考え方でつくられていたが、今回は初めて最初から人口が減少していく時代の計画となっている。
市民5000人アンケート、44人参加による市民会議を経てつくられたもので、特に集中的に取り組むものとして4つの戦略テーマを掲げている。戦略テーマの1つは協働となっており、市民それぞれが役割果たし、また、行政も一緒になることで協働のまちづくりを推進していきたい。
・市政施行60周年
今年は市政施行60周年の記念の年となる。昭和29年に3万4000人で江別市はスタートしたが、現在では人口12万人の北海道9番目の市となっている。
市政施行60周年にあわせて平和都市宣言を実施する予定である。
・東京オリンピック
2020年東京オリンピックが決まった。江別出身の右代啓祐選手は十種競技でロンドンオリンピックに出場しており、今後の活躍を大変期待している。また、江別市には野幌総合運動公園というすばらしい施設があり、オリンピック関連のキャンプ招致を目指すなど活性化を図っていきたい。
・子育て支援施設
昨年末に子育て支援施設「ぽこあぽこ」がオープンし大変好評である。市外からの利用登録も多くなっている。子育て政策に引き続き力を入れていきたい。
・市内経済
景気は全国的に上向いていると言われているが、市内経済に波及してくるのはこれからと期待している。フード特区はなかなか見えていないのは残念だが、食の臨床試験では多くの市民が登録を頂いている。企業の人材確保は昨年よりも深刻と聞いている。特に働く女性向けの対応を行っていきたい。
・その他
その他、昨年は、防災計画の15年ぶり改訂と市域を超えた厚別と大麻での防災訓練の実施、新たに建てられた新栄団地への子育て世代の入居と市営住宅での物件のミスマッチの解消、市立病院と医大との連携、太陽光発電の運営開始、レンガ校舎改修着手、小中学校への電子黒板の導入、江別出張所での24時間救急体制などの事業が実施できた。