江別市議会議員 岡英彦のブログ

江別市議会議員、岡英彦のブログです。
2023/5/1より4期目の任期を迎えています。
H26年9月議会(第三回定例会)前の常任委員会
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    8/21-22、第三回定例会(9月議会)に向け各常任委員会が開かれました。

    ○各委員会の議題一覧(PDFファイル)
    経済建設常任委員会
    生活福祉常任委員会
    総務文教常任委員会


    ○経済建設常任委員会
    1. 石狩東部水道企業団の受水料金改定
     江別市が水道水の提供を受けている石狩東部水道企業団の受水料金が来年度から改定されるとの報告がありました。新たに千歳川水系拡張分として、基本料金126円/立法メートル、使用料金25円/立法メートル、既存の漁川水系として、基本料金63円/立法メートル→69円/立法メートル、使用料金5円/立法メートル→7円/立法メートルとなります。
     江別市の水道事業としての負担額は約4784万円ほど増える見込みですが、既に負担増を見込んだ中期経営計画を策定しており、一般家庭の水道料金が上がることがありません。

    2. 水道料金等収納業務の民間委託
     H27年4月より、サービス向上とコスト削減のため、窓口受付、検針、収納徴収、滞納整理などの業務を民間委託することとなりました。
     公募型プロポーザル方式で9月上旬より受託業者の募集を行い、11月中旬には受託候補者が選定される見通しです。

    3. 北海道フード・コンプレックス国際総合戦略特区の推進状況
     北海道情報大学における食の臨床試験はH25年度末までに27件を実施。H26年度は11件を予定。食の臨床試験ボランティアの登録者数はH25年度末で3052人。
     これまで特例措置の状況などに係る説明会を17回実施、42件の個別相談を実施。
     北海道食品機能性表示制度(ヘルシーDo)では、H25年8月とH26年2月の2回の認定により11社・18商品が認定。第2回の認定では、北辰フーズ社の「西洋カボチャ種子油」が市内企業として初の認定を取得しています

    4. 旧ヒダ工場の活用事業者公募
     旧ヒダ工場の活用について8/25-10/15の間、企画公募が実施されます。期間は20年以下で、レストランやショッピングセンターなど多くの市民が利用可能な施設の企画が求められます。今回は改修費用として2000万円の補助を行い、江別市ふるさとふれあい推進基金への活用申請が可能となっています。


    ○生活福祉常任委員会
    1. 火災警報器の設置状況
     全国統一基準で調査された住宅用火災警報器の設置率は6/1現在、85.0%(79.8%)、条例で義務付けられているすべての部屋に設置されている割合(条例適合率)は70.0%(66.9%)であることが分かりました(括弧内は全国平均)。

    2. 小型電子機器等リサイクルシステム構築実証事業
     この6月から古着・古布の回収が市役所本庁舎など市内6個所の公共施設で始まっていますが、9月から新たに小型電子機器についても同じ場所で回収することとなりました。環境省の認定を受けた実証実験として実施するもので、ライね2月末までの期間となっています。
     回収ボックスの45cmx45cmに入る大きさのもので一部の品目を除いた全ての電子機器が回収対象になります。

    3. 水痘ワクチン・高齢者の肺炎球菌ワクチンの定期接種化
     水痘(みずぼうそう)の予防接種が、10月から定期接種となり無料で受けられるようになります。対象年齢は生後12月から生後36月未満のお子さんです。経過措置としてH26年度は生後36月から生後60月未満のお子さんも対象とし1回の接種が可能です。
     また、高齢者の肺炎球菌ワクチンについても自己負担2500円で受けられるようになります。H31年までは毎年65・70・75・80・85・90・95・100歳となる方が対象となります。


    ○総務文教常任委員会
    1. マイナンバー制度
     マイナンバー制度(社会保障・税番号制度)について法整備が行われ、H28年1月からの利用開始に向けてシステム整備などが進められます。
     H27年10月に全国民に個人番号(通知カード)が送付され、H28年1月から申請者に個人番号カードが交付され利用が開始されます。個人番号カードの交付開始以降は、既存の住基カードは新規交付は行われない予定です。

    2. 市内路線バスの減便
     9月より夕鉄バスの市内4路線でバス乗務員不足のため減便されるとの報告がありました。これまで乗客数の不足により減便されるケースはありましたが、乗務員不足による減便は初めての報告です。
     公共交通検討会議の報告書がまとまり、今後、バス事業者を含めた専門家会議を設置し具体的な取り組みを進めていることとなっていますが、足元では減便が続いている状況です。


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    NPO「地域産業おこしの会」シンポジウムin江別 三好市長講演
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        8/1に認定NPO法人地域産業おこしの会主催による「地域産業おこしの会」シンポジウムin江別が、先ごろ完成しました江別製粉研修施設「北の小麦未来まき研究所」で開かれました。
       シンポジウムの中で、三好市長が「食と健康でのまちおこし」というテーマで30分ほど講演されました。三好市長がこのような場で講演されることは大変珍しいことだと思われますので、どのようなお話をされたのかご紹介します。

      「江別市の年齢別人口構成では団塊世代前後の大きな山が年月の経過とともに高年齢の方向に動いている。これらの世代は今後5年以内に65歳以上となり市内人口の30%が高齢者となる。
       人生80年時代は夢と言われていたが、遂に男性でも達成した。しかしながら、市町村の国民健康保険などの医療費の増加は大変厳しいものがあり、これからは高齢者の健康寿命を延ばし医療費を削減することに力をいれなくてはいけない。
       長野県の平均寿命は男女ともに全国トップであり、世界的にもトップレベルの水準であるが、県民一人当たり高齢者医療費は低い方から4番目である。
       戦後の長野県では脳卒中が大きな健康問題になっていたが、昭和40年代から減塩運動などの予防活動に取り組んできた。20年、30年と長い時間をかけて、これらの住民活動の取り組みが浸透し、予防行動の実践に大きな役割を果たしてきた。江別でも健康づくりの取り組みを行っていく必要がある。
       現在、食の臨床試験ボランティアのための健康カードの導入を進めているが、より多くの人に参加頂くよう促し、食の臨床試験を通して予防医療の地域連携を進め、市民の健康づくりを図っていきたい。また、将来的には健康カードがカルテになり各医療機関が連携するような仕掛けが必要であろう。
       フード特区で認められた北海道食品機能性表示制度の市内企業の最初の製品として、北辰フーズの西洋カボチャ種子油が認定された。この機能として頻尿など排尿障害に対する有効性が示されている。健康づくりにおいては何を食べるかは大変重要である。
       江別産の美味しい食材を食べて健康になるという、食と健康でのまちおこしを進めていきたい。」

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