江別市議会議員 岡英彦のブログ

江別市議会議員、岡英彦のブログです。
2023/5/1より4期目の任期を迎えています。
H27年3月議会(第一回定例会)最終日
0
     3/24、第一回定例会(3月議会)の最終日となり、今議会で審議されていた議案の採決が行われました。

    1. H27年度予算
    平成27年度一般会計予算
    共産党議員団と岡を除く賛成多数で可決。

    平成27年度国民健康保険特別予算
    平成27年度後期高齢者医療特別予算
    平成27年度介護保険特別予算
    平成27年度水道事業会計予算
    平成27年度下水道事業会計予算
    以上5件は共産党議員団を除く賛成多数で可決。

    平成27年度病院事業会計予算
    平成27年度基本財産基金運用予算
    以上2件は全員一致で可決。

    2. 補正予算
    一般会計補正予算(国の緊急経済対策)
    3/6に可決。

    3. 条例
    教育委員会の教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の全部を改正
    特別職の職員の給与に関する条例の一部改正
    教育委員会の教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例の制定
    特別職報酬等審議会条例の一部改正
    表彰条例の一部改正
    委員会条例の一部改正
    以上6件は自民クラブ、公明党、改革江別無所属の会の賛成多数で可決。

    職員の給与に関する条例等の一部改正
    介護保険条例の一部改正
    以上2件は共産党議員団を除く賛成多数で可決。

    手数料条例の一部改正
    子どものための教育・保育に関する利用者負担額等を定める条例の制定
    児童福祉施設設置条例の一部改正
    墓地条例の一部改正
    普通河川管理条例の一部改正
    準用河川流水占用料等徴収条例の一部改正
    国民健康保険税条例の一部改正
    行政手続条例の一部改正
    指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部改正
    以上9件は全員一致で可決。

    4. 請願・陳情
    「停止しているすべての原子力発電所の再稼動ならびに大間原子力発電所建設に反対することについて」の請願
     再稼動については原子力規制委員会による審査を重視する、将来的には脱原発だが再稼動の方が現実的である、被害の甚大さを考慮する必要がある、避難は困難で現実的ではない、大間原子力発電所についてはフルMOX燃料は未成熟の技術である、北海道市長会も建設中止を求めているなどの討論が行われ、自民クラブ、公明党、改革絵別無所属の会の賛成多数で「フルMOX燃料で稼動させようとする大間原子力発電所の建設中止を国に求める」ことについての一部採択となっています。

    「高齢者等社会参加推進バス助成事業について」の陳情
     更なる検討が必要であり制度設計を見直すべき、これまで通りの運用は極めて難しいなどの討論が行われ、共産党議員団を除く賛成多数で不採択となっています。

    5. 意見書
    大間原子力発電所建設の無期限凍結を求める意見書(請願の一部採択を受けて提案されたものです)
    ドクターヘリの安定的な事業継続に対する支援を求める意見書
    核兵器のない世界に向けた法的枠組み構築への取り組みを求める意見書

    6. その他
    江別振興公社の平成27年度事業計画の報告
    スポーツ振興財団の平成27年度事業計画の報告
    フラワーテクニカえべつの平成27年度事業計画の報告
    公平委員会委員の選任

    | 岡英彦プロフィール | - | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0)
    H27年度予算審議の予算特別委員会(H27年3月議会)
    0

       3/12-3/19にかけて平成27年度予算を審議する予算特別委員会が開かれました。
      今回の予算は市長・市議会議員の改選期となるため、基本的な経費を計上した骨格予算とされていますが、大きな規模の継続事業の続いているなどのため前年度を上回る約459億円の予算となっています。

      ○顔づくり事業
       区画整理事業はH28年度までに移転が完了する予定となっており、H26年度末での進捗率は82%となっています。H27年度に12件、H28年度に5件が予定されています。H27年度からは白樺通の平面化が進められ、H28年度に完成予定です。
       また、6丁目通から9丁目通の鉄道高架区間の車両交通量は、高架開業前のH23年10月調査の30378台/日から高架開業後のH26年10月調査では32469台と2091台増加していることが示されました。

      ○新栄団地建替
       H27年度は集会所とB棟48戸が完成予定で、C棟の実施設計が行われます。
       
      ○自治会防犯灯のLED化
       H26年度で自治会防犯灯、全8688灯のうちLED灯3440灯(39.6%)、ナトリウム灯2935灯(33.8%)、水銀灯2313灯(26.6%)となっています。
       H27年度のLED化促進奨励金は1.5億円を予定しており、1859灯が更新される予定です。

      ○保育園の保育料
       H27年度から保育料の軽減率が25.8%に拡大されることになります。
      H25年度決算ベースで江別市は14.88%の軽減率でしたが、石狩管内6市平均の23.4%とほぼ同等になります。

      ○白樺・若草乳児統合園建設
       H27年度から白樺保育園と若草乳児保育園の統合園の建設が始まり、H28年度秋に完成予定です。定員は140人となります。

      ○介護老人福祉施設
       市内の介護老人福祉施設(5施設、359床)に対するH27年2月1日現在での待機者数は590人となっており、今後3年間の計画では、H28年度に地域密着型介護老人福祉施設(小規模特養)を1施設29床、H29年度に介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)を1施設50床を整備する計画となっています。
       尚、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)は現在、市内に18施設、306床あり、H29年度に1施設18床を整備する計画です。

      ○生活困窮者自立支援事業
       生活困窮者自立支援制度としてH27年度から新たにスタートするものです。社会福祉協議会に委託し、生活困窮者への相談支援と離職により住宅を失った方への住宅確保給付金の支給を行います。

      ○高齢者等社会参加促進バス助成事業
       これまでの市所有の福祉バスの老朽化による廃止に伴い、借り上げバスへの費用を助成するものです。H26年度の福祉バスの利用は177回ありました。これまで福祉バスの利用は無料でしたが、助成の限度額を超えた場合は自己負担となります。

      ○学校耐震化
       江別小学校・江別第三小学校の統合校の建設がスタートします。完成はH28年度秋が予定されています。

      ○小学校外国語活動支援事業
       H26年度は一部の学校での試行でしたが、H27年度からは全ての小学校で1年生から外国人指導助手による英語授業を行います。

      ○職員体制
       H27年度の正職員数は806人と予定されており、昨年度と同じです。再任用職員はフルタイム19人、短時間20人となっています。
       臨時・非常勤職員は、臨時職員30人、非常勤職員269人の合計299人と見込まれており、全体の26.58%を占めることになります。

      ○税収見込み
       市税全体で昨年度より0.7%減とほぼ同額と見込まれています。地方交付税は減少しておりますが、消費税増による地方消費税交付金が増加しており、一般財源総額も昨年度とほぼ同額となっています。

      ○財政調整基金
       H27年度予算は市の貯金と考えられる財政調整基金を約6億6000万円取り崩す予算となっています。
       

      | 岡英彦プロフィール | 予算決算 | 06:10 | comments(0) | trackbacks(0)
      H27年3月議会(第一回定例会)中の常任委員会
      0
          2/27-3/19まで補正予算などの議案及び請願・陳情の審査のために各委員会が開かれました。

        ○総務文教常任委員会
        1. 補正予算
         国の緊急経済対策に対応する補正予算として、江別小学校・江別第三小学校統合校建設約6100万円、公共交通利用促進対策としてバスの実証実験に約1800万円、まち・ひと・しごと創生総合戦略策定事業約900万円、合計4億1717万8千円の補正。
         まち・ひと・しごと創生総合戦略は地方創生関連法により、各市町村で、人口動向や将来人口推計の分析し、2019年度までの地方版総合戦略を策定するものです。

        2.「停止しているすべての原子力発電所の再稼動ならびに大間原子力発電所建設に反対することについて」の請願
         停止しているすべての原子力発電所の再稼動ならびに大間原子力発電所建設に反対する意見書を国に提出することを求める請願です。請願者の意見陳述がなされ、議会事務局より泊原子力発電所の防災計画、函館市の大間原子力発電所に対する訴訟内容の資料が示されました。
         再稼動については原子力規制委員会による審査結果を重視する、周辺自治体からは反対の声が多く上がっている、大間原子力発電所についてはフルMOX燃料は未成熟の技術である、北海道市長会も建設中止を求めているなどの討論が行われ、賛成多数で「フルMOX燃料で稼動させようとする大間原子力発電所の建設中止を国に求める」ことについて一部採択となっています。


        ○経済建設常任委員会
        1. 補正予算
         国の緊急経済対策に対応する補正予算として、働きたい女性のための就職支援に約2690万円、介護人材育成に約1100万円、プレミアム付商品券の発行に2億2750万円などの補正となっています。
         プレミアム付商品券は、1枚10000円で25%のプレミアムが付くもので、約7万枚分発行されます。商品券を購入すると、市内で利用できる商品が掲載されたカタログが一緒についていくる形となる予定です。7月くらいからの発行が予定されています。

        | 岡英彦プロフィール | 常任委員会 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0)

        このページの先頭へ