3月議会に向けて定例の各常任委員会が開かれましたので主なトピックをご紹介します。
〇総務文教常任委員会
1. 小中一貫教育基本方針の策定
H28年度から小中一貫教育研究事業として2中と2小をモデル校として実施していますが、R4年度に2中と2小に小中一貫教育を導入し、その後市内全校で導入する方針を打ち出すということで、R2年度に小中一貫教育基本方針を策定する予定です。
2. 本庁舎の耐震化
本庁舎と市民会館の耐震化についてH30年度に庁内で検討した報告書ができていますが、R1年度は自治会連絡協議会や商工会議所、女性団体協議会に説明会を行っていました。R2年度は一般の市民を交えて、ワークショップ形式の意見交換会を開催していく予定です。
〇経済建設常任委員会
1. 大規模盛土造成マップの公表
過去の震災では谷や沢を埋め立てた造成宅地において被害が発生していることから、国の呼びかけにより各自治体は大規模盛土造成マップは作成し公表することとなっています。
江別ではマップが作成され3/6に公表される予定です。市内に25か所ある3000平方メートル以上の盛土造成地が地図上に表記される予定です。尚、危険を表すわけではなく、防災に役立てるための位置を表すマップという位置づけになっているとされています。
2. R1年度の除排雪
2月初旬時点で降雪量・積雪量ともに例年の7割で推移しており、今年度は小雪傾向となっています。
除雪の一斉出動も例年のおよそ半分で、19自治会が自治会排雪の中止を決めています。
除排雪事業費については、事業者への待機保障はありますが、カバーしきれない状況のため対応方法を検討することとなっています。
3. 旧農村環境改善センターの市場調査
1月に民間事業者への聞き取り型市場調査を実施した江北地区にある旧農村環境改善センターですが、3事業者による応募があり、農福連携や学童保育、外国人就労者の研修施設などの活用案が出されたとのことです。その他にも関心を持っている事業者があるとのことで、R2年度に今後の活用について目途をつけていく方針です。
〇生活福祉常任委員会
1. リサイクルバンク見直し
S62年から実施している不要になった家具を引き取り再利用頂くリサイクルバンクをR2年度で中止し、リユース市としてリニューアルする方針が示されました。大型ごみの排出者の了解を得て、スキーや学習机など子育て世代の利用が見込まれる物を収集し、年2回程度リユース市を開催し引き渡そうとするものです。