7/29の予算決算常任委員会において、国の2次補正予算で示された新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を使った新型コロナウイルス対策について、市独自の事業が含まれた補正予算が審査されました。
6/12に成立した国の2次補正予算で見込まれた市への新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金10億9719万円の配分額の全てが今回の補正予算に含まれています。
〇臨時交付金を活用した市の独自対策
予算合計15億1374万円。
・プレミアム付商品券発行事業
1冊10000円で購入し13000円まで利用できるプレミアム付商品券を発行、3億5455万円。
1世帯につき2冊まで購入可能で、高校生以下の子育て世代には1冊追加される。
市内協力店を今後募集し、9月下旬に商品券を販売予定。
・住宅リフォーム工事費補助
江別商工会議所が実施する住宅リフォーム工事費補助事業に対し補助金を支出、4600万円。
20万円以上100万円までの住宅リフォーム工事に対し費用の10%を補助する。
・観光キャンペーン
市内宿泊者向けキャンペーン、スタンプラリー、屋外イベントを実施、1942万円。
・GIGAスクール構想
全児童生徒の端末と学校への高速回線を整備する国のGIGAスクール構想を前倒しで進める、7億3582万円
小学校4年以上の全児童生徒には1人1台、小学校1年から3年の児童生徒には3人の1台の端末、教員用タブレット、教室用多機能大型ディスプレイなどを整備し、学校のICT化支援のためのGIGAスクールサポートという技術者を配置。
・学校再開支援
新型コロナ対策のために学校で柔軟に利用できる支援金、6900万円。
・小中学校教育扶助費(休校時の給食費)
一斉休校期間中の教育費を就学援助対象家庭に支給、1130万円
・市立病院新型コロナ対応
発熱患者等の診察専用スペース、PCR検査機器、自動精算機、受付番号通知システム、オンライン診療用機器、リモート面会用機器などを整備、8290万円。
・出産・子育て応援臨時給付金
定額給付金の期日以降の今年度に生まれた子どもに10万円を給付、6040万円
・保育従事者応援臨時給付金
・放課後児童クラブ従事者応援臨時給付金
緊急事態宣言中も事業継続が求められた子育て施設の従事者に対して1人当たり5万円を慰労金として給付、6050万円。
・障害児通所支援事業運営費
子ども発達支援センターを利用する児童・保護者に対し、オンラインで相談・支援を行うための機器整備、78万円。
・新型コロナウイルス感染症予防啓発
新型コロナに関する啓発用のポスター、リーフレットなどの作成、講演会の開催、736万円。
・市内大学授業再開支援給付金
市内4大学の新型コロナ対策として1校200万円を支援、800万円。
・公共施設環境整備
公共施設への網戸やレバー式蛇口の設置、4215万円
・市役所ネットワーク網整備、テレワーク環境整備
市役所でのオンライン会議やテレワーク環境整備、1422万円。
〇全国的な対応
・保育施設等環境整備事業
・放課後児童クラブ等環境整備事業
保育施設への追加の新型コロナ対応経費への補助、4750万円。
放課後児童クラブへの追加の新型コロナ対応経費への補助、1300万円。